ネットカフェ「ケントゾーン」

ネットカフェ「ケントゾーン」（ジャラン・ブンガラヤ）

スマホの普及、モバイルインターネット設備の進化に伴い、ネットカフェは、その役割を終えたように思えます。2014年ケントゾーンもシャッターを下ろしました。

マラッカでインターネット。ひと昔前は、接続が遅く予告なくダウンしてしまう貧弱なネット事情でしたが改善されマラッカのインターネットカフェもADSLによるLAN接続でサクサク繋がるようになりました。

インターネットカフェって一般の感覚では、出先でメールのチェックをしたり、知りたいことがあったときサイトを検索して調べものする場所ですよね。ところが、マラッカではゲームセンターのように使われています。子供から高校生ぐらいの若者までがオンライン･ネットゲームに熱中しています。

そこそこのスペックのPCマシンにど派手なスピーカーから爆裂音、カチャカチャと操作するキーボードの音がうるさい。老眼鏡をかけた白人観光客が切れて「シッ！静かにしろ！」と抗議してもゲーマーたちは無視。お店のスタッフも一見の観光客より地元の常連ユーザーの味方を極めているみたいです。

レンタル自転車も借りられる　インターネットカフェ

マラッカに最近増えてきているネットカフェ。お店によっては外国人のネットサーフィンや、メールのチェックを断る場合もあります。その理由は、ネットワークゲームで遊ぶローカルの子供たちのPC接続速度が落ちるからだそうです。外国人がメールのチェックに利用する売上げよりも、圧倒的シェアを誇る子供の遊びを優先させることもネットカフェ経営の極意なのかも知れません。