ディスカバリーカフェ Discovery Cafe
世界各国の旅人が旅行情報を求めてこのカフェに集います。客数の50%以上はヨーロッパからの旅行客。日本人を含むアジアの観光客が20%程度。アメリカからのお客さんはほんのわずか2%ですがマラッカの市街地でローカルのお客さんが30%しか見当たらないのはある意味珍しい客層を持っているカフェです。
このため、お店が用意しているビールもマレーシア国産のタイガー、ハイネッケン、カールスバーグ、ギネス(黒)以外にも近隣諸国のビールをズラリと揃えています。期間限定で仕入れているモノや、特別なルートで手に入ったビールが店頭に並ぶこともありますので、どんなビールに巡り会えるかは、来店時の運?次第です。
世界各国のビールに、ローカル度高い肴がよく合う
カフェの食事メニューはローカル色豊かなナシゴレン(焼きめし)、ミーゴレン(焼きそば)をはじめ、汁カレーやカンコン(空芯菜)などのマレー料理、ウェスタン(西洋)料理がリーズナブルな価格で提供されています。筆者のオススメはディスカバリーカフェ特製の「コマンダーチップ」(上の写真)。
コマンダーチップとは、カリカリに揚げたフライドポテトとイカンビリス(塩味の効いたジャコのから揚げ)とオニオンスライスを特製チリペーストで炒めたオリジナル料理です。名前の由来はコマンダー(陸軍指揮官)がこういう香辛料の効いたつまみが好きだからという理由だそうです。食べてみて納得!アツアツ・揚げたてのポテトがチリと和えられてビールがゴクゴク飲める美味さ比類無き最強の肴(さかな)です。
筆者の主観による推察ですがこの店は風水学的に見てとても理にかなった造りをしています。ギネススタウト(黒ビール)の鏡の下に位置するテーブルに座ると実感していただけると思います。
マラッカがいつものようにうだるような酷暑さに見舞われている昼下がり。なぜかこの一角だけには涼風が吹き抜けるのです。太陽の角度や川の流れ、店内に造作された小さな池(鯉と金魚がいます)の配置が風水学により緻密に計算されて建築されたんじゃナイだろうか?ホント、この場所だけは涼しいんです。
マラッカの銀座通り ジャランブンガラヤのランドマーク
お店は、マラッカのいちばん賑やかな商店街「ジャラン・ブンガラヤ」の南の入り口にあります。黄色にペイントされているので遠くからでも見えるので、迷わずたどり着けるでしょう。壁面には英語、マレー語、ヒンディー語、中国語でウェルカムとベッタリ書かれています。
よく見れば日本語らしき文字を発見!「よう二七」と読めますね。実はコレ「ようこそ」と書いているつもりらしいです。1995年に新装開店した時には「よう二そ」と書いてあったのですが、2004年に外壁を塗り替えた際にペンキ職人さんがもとの壁面にあった「そ」を「七」に書き写し間違えしたのが原因です。次回の外壁塗り直しの際には筆者が自らペンキで「ようこそ」と正しいひらがなを書き込みたいのですが・・・
ディスカバリーカフェ Discovery Cafeの地図
ディスカバリーカフェ Discovery Cafe
3 Jalan Bunga Raya, Bandar Melaka 75100 Malaysia
営業時間 午前11時~深夜1時まで
Contact: +60 6 292 5606
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