マラッカでコンタクト&メガネと時計を安売りしてる高級店
日本でもメガネや時計のディスカウント店は数多くありますが、マラッカでコンタクトやメガネ、時計を安売りしている高級店を紹介します。ラマダ(旧ルネッサンス)ホテルから徒歩で3分の距離にあるコンファ(光華・Kong Wah)という老舗です。
マラッカの主なショッピングセンターに「光華・Kong Wah」というお店のチェーンは約18店舗。最高級ショッピングセンターのマコタパレードには、4店舗も出店しています。お店の内装や品揃えを少しずつ変えているのでパッと見たら同一店舗に見えませんが看板の文字はチェーン店を表しています。
今回ご紹介するのは、このコンファ・グループの本店。お店のあるマラッカの銀座通り、ジャラン・ブンガラヤ通りの住所地番が100番なので、地元のヒトは、親しみをこめてコンファ・ハンドレットと呼んでいます。社長のMr. Vincent Leeさんの3人兄弟の長男Mr.Paul(ポール)氏が店長として営業しています。
保険証は不要ですが、日本のコンタクト製品価格より安い
さて、取扱商品の一部をご紹介しておきます。日本でもお馴染みの「ワンデーアキュビュー」。アメリカ製のジョンソンandジョンソン社の製品です。日本で売られているモノとまったく同じ商品です。使い捨てのコンタクトレンズ、タイプもズラリと揃っています。
もしもコンタクトレンズを購入したいなら、今使っている度数と買いたいブランドを決めてお店の人に値段を聞いてみてください。保険証は不要です。
筆者はコンタクトレンズの愛用者ではありませんが、サイトの読者の方がマラッカに遊びに来てこの店で値段を聞いて安さに驚き、買っていったのを何度も見ています。円高の時期なら、驚くほど安く買えます。
コンタクトレンズが安い!と皆さん驚かれますが、コンタクトの洗浄・保管液が日本の安売り店よりもずば抜けて安いそうです。1本買ったらもう一本オマケなどのプロモーション(特売)があるのでホントに安いそうです。保険証がなくても日本の保険による割引よりもさらに安いってコとは、日本の商品価格がいかに高いか?日本の消費者が高い買い物をさせられているのが実感できますね~
オプトメトリスト(検眼や視力・視覚機能の専門職)が店長
店長Mr.Paul(ポール)氏は、マラッカで高校卒業後イギリスへ留学。ロンドンの私立大学で博士号を取得したオプトメトリスト(検眼や視力・視覚機能の専門職)。お客さんの視力検査にも最新式の機械を使って測定し、その結果をお客さんにアドバイスしてくれる親切な店長さんです。
自分の視力がわからない、最近ハッキリ見えなくなってきた人は迷わず、視力検査をしてもらってください。無料ですが、日本語は通じないので英語のやりとりになりますがキチンと測定してくれます。写真で紹介していませんがメガネやブランドサングラスも激安ですから値段を聞いてみてください。
世界的に人気沸騰中のシニアグラス(現地では読書眼鏡:リーディンググラスと呼んでいます)も豊富な在庫でピンからキリまで商品が揃っています。
日本で修理不可能だった時計を復活させた時計職人
さて、このお店の半分の面積を持つ時計部門の説明もしておきましょう。まず最初に驚くべき事実をお伝えします。ボタン電池式のクォーツ(ごく普通の時計)の電池交換。ナント、2~300円でその場でやってくれます。所要時間はわずか1~2分。交換する電池はメイドイン・ジャパンです。
日本の時計店で、電池交換したらいくらするんだろう・・・。300円前後でテキパキ電池交換してくれる技術と安さに脱帽です。家賃と人件費が高い日本の時計店で、クォーツ時計の電池交換って儲かるサービスのひとつだと思いますが、それにしてもボリ過ぎなんじゃないでしょうか?
コンファの本店にはウデの良い職人さんが常駐しているので、電池交換だけじゃなく機械式ムーブメントの修理やメンテナンスも引きうけてくれます。筆者の腕時計も、修理不可能と思えるトラブルをチョチョイのチョイと半日ほどで治してくれたことがあるのでウデの確かさは保証します。
追記:ここでサイトの読者Iさん(京都府在住)から、マラッカ滞在中にコンファを利用した体験感想メールが届きましたので一部の固有名詞を伏せ字にして転載します。
光華さんすばらしいです。といいますのは、私の18年前のお気に入りのドイツ製の時計が8年前から動きませんでした。数年前、日本の△△(大手有名デパート時計売り場)に修理依頼したところ修理できず、「ドイツのメーカーに送らなければ」といわれて現在に至るんです。それが光華さんで数時間で修理できました。Excellent! ただただ感謝です。
筆者も愛用しているメイドインマレーシア製腕時計
筆者が数年前から愛用しているメイドイン・マレーシア製の腕時計、Alex Christie(アレックス・クリスティー:通称AC)は、この店の店長ポール氏の弟(Mr. Peter氏)が代表を務める時計メーカーで作られています。
従って、本店ショールームとしてアレックス・クリスティーの時計がずらりと展示販売されています。安かろう悪かろうの粗悪品ではありません。ムーブメントとバッテリーは日本製、ケースが香港製、ベルトと組み立て工程がマレーシアで行われている時計製品です。
筆者もこの時計と共に、酷暑のビーチでの撮影はもちろん、マイナス20度以下だった厳寒期の道東で流氷の撮影時にも正確な時を刻んでくれました。
ジャランブンガラヤ通りとムンシアブドラ通りの交差点
さて、お店の場所ですがジャランブンガラヤ通りとムンシアブドラ通りの交差点の角にあります。ラマダ(旧ルネッサンス)ホテルから徒歩3分。エンペラーやベイビューホテルからも3分、ミモサホテルからなら1分という便利な場所にあります。マラッカで光華・Kong Wahといえば超高級なメガネと時計のお店ですが、日本人の経済的感覚からしてみれば安売りしている高級店って感じです。
支払いは、現地通貨のキャッシュ・クレジットカード(マスター・ビザ)でOK!日本円しか持っていないなら、お店の人に相談してみてください。
最後になりましたが、「Tony's Netを見てきた!」とお店の人に伝えれば、ドコよりも安く割引してくれるそうです。ぜひお試しください。
時計とめがねを安売りする高級店 光華眼鏡店 Kong Wahの地図
KONG WAH 100 光華眼鏡店(コンファ・ハンドレッド)
100, Jalan BungaRaya 75000 Melaka Malasyia.
TEL06-281-6822
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