マンボーピザは、2011年11月末日で閉店しました。
マレーシアでもピザはポピュラーな外食になってきました。一般論ですがマレーシアで食されているピザといえば、日本でもおなじみのピザハットさんやドミノピザさんが有名。しかし日本で食するピザとは違う。マレーシア人の好みに合わせた「マレーシア風ピザ」は、チーズの香りや塩味にパンチがない。
今回ご紹介する「マンボーピザ」(Mumbo Pizza)では、本格的なイタリアンピザが食べられる。石釜で焼いてくれるクリスピーなピザがマラッカで食べられる。ピザだけではなく、パスタやサラダ、それにデザートまでが本格イタリアン。ただし、完全予約制なので必ず電話でアポを入れてから食べに行って下さい。
マンボーピザのアラカルトメニュー
マンボーピザさんでは、注文を聞いてからお客さんの目の前で生地を練って広げてトッピングを載せて焼き上げてくれる。日本ではあたりまえのことかもしれないけど、マラッカでは超レア。本格的なイタリアンピザはとても珍しい。そして美味い♪だけど、クソ暑いマラッカで石釜の近くは暑くてたまらん。けど美味い。
前菜にはブルスケッタ(Bruschetta)がオススメ。ドコで調達してくるのか聞けなかったんですが、甘くてシャキッとしたトマト。オリーブオイルと絡めていただいたんですがフルーツのようなトマトでした。ミントのハーブも香り豊かでアクセントが効いていた。ほどよく冷やした調理スタイルにもマラッカらしくない美味さを発見。
生野菜を食べる習慣が浸透していないマラッカでは珍しい、ミックスサラダ。オーナーシェフのMr.Daniel氏の国際的なセンスがひしひしと伝わってくる。ドレッシングも絶妙な美味さ。
バジルのパスタ。風味が豊かで味はオススメできるんだけど、麺の具合は今後に期待したい。しかし、ローカルのお客さんたちには大好評のパスタ。地元の人たちは、麺をツルツルっと「すする」習慣がないため、柔らかくコシのない麺が好まれるんです。そういう食文化の違いによるものだと思います。
この石釜は、オーナーシェフのMr.Daniel氏が設計し、レンガを積み立て作ったオリジナル。薪を使って加熱するんですが、冷えた状態からピザが焼ける温度に上昇・安定させるまでは1時間近くかかります。撮影したのはクソ暑い炎天下。ブワッと噴き出す汗を拭いながら撮らせていただきました。
自宅をレストランとして提供するオーナーシェフ
石釜ピザ「マンボーピザ」Mumbo Pizza
No.28 Jalan PE 22 Taman Paya Emas 76450 Melaka
完全予約制・ディナータイム18:00~21:00 定休日は不定期
予約電話 Ms.Daphne Ong 016-660-3350
Mr.Daniel Tan 016-663-0115
マンボーピザは、2011年11月末日で閉店しました。(2011年12月8日追記)
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