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ラクサ(ココナッツ風味のカレー麺)のお店

ラクサ(ココナッツ風味のカレー麺)のお店

常夏のマラッカ。四季がなく年中真夏の赤道直下の熱帯雨林気候のマラッカ。南国名物料理のラクサは酷暑を乗りきる先人たちの知恵で生み出されたのでしょう。ラクサに含まれる様々な香辛料で発汗作用を促し新陳代謝を良くする必要があるからなのです。

マレーシアでラクサというと大きく分けて2種類のタイプがあります。ココナッツミルク風味のカレースープのタイプでカレーラクサと呼ばれているタイプと、ペナンの名物料理である魚のだしがたっぷり入っているペナン・アッサム・ラクサと呼ばれているタイプです。

マラッカでラクサといえば、一般的にカレー・ラクサを指します。

ラクサ(ココナッツ風味のカレー麺)

「ラクサ」とは、マレーシア、シンガポールの屋台でもっともポピュラーなココナッツ風味のカレー麺です。カレースパイス、唐辛子、各種香辛料&ハーブをミックスしたカレーにココナッツミルクを加えて仕上げたのが「ラクサ」のスープです。インドネシアとマレーシアそれにシンガポールで愛されている国民食です。

ベースになる唐辛子はフレッシュ・チリ(新鮮で真っ赤な色をしている)とドライ・チリ(乾燥したチリをぬるま湯で戻して使う)。香辛料は、レモングラス、八角、シナモンスティック、黒胡椒、白胡椒、生ニンニク、小粒のライム、小粒の紅タマネギ等々をミキサーにかけて真っ赤で強烈な香りのするペースト状のベースを作ります。

これらのチリや香辛料を油で炒めて香りをひきだした後、カレースパイスとハーブ、そして水を加え加熱。グツグツ沸騰してきたら中火で煮込んで砂糖、塩、胡椒で味を調え最後にココナッツ・ミルクでマイルドな風味を醸し出します。これが、ラクサのスープ(汁)になります。

ラクサの調理

暑いから暑いモノを食べて汗を流しませんか?

ラクサは、すべての屋台村に必ず1軒はテナント営業している文句なしの定番メニューのひとつです。今回ご紹介するイチオシのラクサ屋さんは中華系ラクサのお店です。早朝あたりが暗いうちから営業準備を始めます。

午前7時半には開店し近隣のお客さんだけではなく、わざわざココのラクサを食べにシンガポールやKLからもお客さんがやってきます。スープにカレーのスパイスとハーブを投入しじっくり煮込んで辛さを引きだし仕上げにココナッツミルクを注ぐ秘伝のレシピによって毎朝仕込まれラクサのスープ。

ココナッツミルクは味をマイルドにするだけではなく、高カロリーでスタミナ補給にもってこいだから使われているのです。「暑いからこそ熱いモノを食す」、これが酷暑を乗りきる秘訣なのかもしれません。

ラクサの屋台永来香茶餐室(Yung Lai Siang)

ラクサのお店「永来香」永来香茶餐室(Yung Lai Siang)

今回ご紹介するイチオシラクサのお店「永来香」永来香茶餐室( Yung Lai Siang )はマラッカのシティーホテル街の一角で営業していたのですが、2013年2月24日にペイフォン小学校の北側にできたショップハウスに引っ越ししました。

目印はジャラン・ラクサマナ・チェンホーのブキッチナとタンキムホック土産店の間にあるTジャンクションを南下して左手のショップハウスを探してみてください。

マラッカラヤからならば、エクアトリアルホテルからジャラン・パラメスワラのシェルガソリンスタンドのTジャンクションを北上して、ペイフォン小学校を超えた右側にあります。ます。朝7時半頃~午後3時頃までしか営業していません。

朝食、もしくは昼食にどうぞ!

ラクサ(ココナッツ風味のカレー麺)のお店の地図


永来香茶餐室(Yung Lai Siang)
住所 17, Jalan Tamby Abdullah, 75000 Melaka Malaysia
電話+6017-653-3191 Mr. Alan e-mail limasther@yahoo.com
営業時間:7:30~15:30 定休日:旧暦の1日と15日


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