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シンガポールからジョホールバルへのバス

シンガポールからジョホールバルへ バスで移動するルート

シンガポールからマレーシア行きのローカルタウンバスがあります。ジョホール海峡をコーズウエー橋で渡り、マレーシアのジョホールバルへ向かいます。国境をバスで越えるルートです。シンガポールの地元住民はJB行きのバスのことを「170番」のバスと呼んでいますが、コーズウェーリンクなど複数の会社が運行しているため170番と書いたバス以外でも同じ路線を走ります。

MRT(シンガポールの地下鉄)の東西線(EW12)ブギスという駅から道に迷わなければ、クィーンズストリートのJB行きのバスターミナルまで徒歩5分でたどり着けます。(最下段の地図を参照)

乗客が集まったら出発するシステム。写真のバスはコーズウエー・リンクという会社の定期バス

始発は午前7時~深夜12時までかなりの頻度で運行されています。複数のバス会社が順繰りにお客さんが集まったら出発させるため、ラッシュアワーには5分に一本という過密スケジュールで就航させています。閑散時間帯でも15~20分に一本以上出ています。

バスは、入庫順にタテ一列に並んでおり、乗客はチケットカウンターでバスのチケットを購入します。客席は自由席ですが、お客さんが一杯になったら次のバスへ廻されるのでよっぽど混雑していない限り座れます。購入したチケットは国境チェックポイントの乗り降りで必要ですから降車するまで大切に保管して下さい。

バスのチケット売り場は机を並べただけの特設カウンター

国際バスに乗って国境を越えるテクニックと心得については、該当ページを参照して下さい。マレーシア側の入国審査を受けた後、バスを使わず徒歩でジョホールバルの散策も出来ます。再度バスに乗り込んでジョホールの長距離高速バスターミナル(ラーキン)まで行っても料金は同じです。チケットの提示が必要。

シンガポールからマレーシアリンギットを両替せずに入国してきた旅人さんは、ジョホールバルの繁華街にある両替商(マネーチェンジャー)で両替を済ませると便利です。

MRT(地下鉄)のBUGIS(ブギス)駅から徒歩約5分です

マレーシアとシンガポールを結ぶ国際都市間シャトル

マレー鉄道社(KTMB)は、マレーシアとシンガポールを結ぶ国際都市間鉄道サービスを7月1日より開始すると発表。シャトルサービスは混雑緩和のために始発は午前5時半から深夜23時まで運航予定。

マレーシアJBセントラル駅からRM5(164円)、シンガポールのウッドランズ駅からS$5(458円)という金額設定。約3倍近く往復運賃に差がある。なんでやねん?と思う方もいると思うが、マレーシアとシンガポールは元々マラヤ連邦として同じ国だった。分離独立後、1リンギ=1シンガポールドルで公共運賃等が定められたのでR。

シンガポールは奇蹟の成長を遂げ、為替が上昇。貨幣価値は3倍ほど差が付いた。しかし、未だにRM1=Sin$1の公共サービスは多く存在する。この鉄道料金も同じく、RM5=Sin$5と設定されたのだろう。しかし、庶民の足であるバスに比較して高すぎっ(>_<)

バスに比較して、国境越えのイミグレーション通過の際に何等かの特典(たとえば並ばなくても通過できるレーンが提供されるなど)がなければ、利用者は少ないかもしれない。

KTMB社のサイトを読んでいたら、JB Sentral - Woodlands RM5, JB Sentral - Woodlands - JB Sentral RM10という表記を見つけた。つまり、JBセントラル駅からシンガポールのウッドランズまで5リンギなのだが、往復する場合10リンギで購入可能なのだ。つまり、往復10リンギ(328円)なのだが、逆ルートの場合シンガポールからの往復チケットを購入すると10シンドル(916円)となってしまう。

そして、運航ダイヤだが1日7往復しかない。数珠つなぎのようなバスの運行に比較してあまりにも少なすぎるのではないだろうか?出発してわずか5分で到着する、短すぎる国際都市シャトル鉄道。その運賃や少なすぎる運航本数で、渋滞緩和など可能なのだろうか?

マレーシアとシンガポールを結ぶ国際都市間鉄道サービス

上記マレー鉄道イメージ写真素材はKTM社webサイトからの提供

チャンギ空港からジョホールバルに向かうバス

シンガポール・チャンギ国際空港のターミナル1~3まで、それぞれ所定のバススタンドから、ジョホールバルのコタラヤバスターミナルまで直通で結ばれている国際バスもあります。日本や海外からマレーシアへ陸路で入国するには非常に便利な移動ルートです。

詳しくは、コタラヤからチャンギ空港のバス乗車レポートを参照下さい。