
ジョホールバルからマラッカへの行き方
ジョホールバルからマラッカへのアクセスは、長距離高速バスが早くて安くて便利です。市内中心部からクルマで約5分の位置にあるラーキン ( Larkin Bus Terminal ) というバスターミナルからマラッカセントラル ( Melaka Sentral Bus Terminal ) 行きのバスが、複数の会社がほぼ1時間に1本の間隔で運行しています。
ラーキンバスターミナルから長距離高速バスでマラッカへ
ジョホールバル市内からラーキン ( Larkin Sentral Bus Terminal ) まではタクシーか、JBセントラル( JB Sentral Bus Terminal ) から頻繁に出発するタウンバスでアクセスします。道路が空いていれば、5分の距離ですが渋滞などで時間がかかる時間帯もありますので、バスの予約をしている方は、15分ほど前にはラーキンに到着できるよう心がけてください。
シンガポールから、ジョホールバル行きのバスに乗った人は、マレーシアの入国審査を受けて、もう一度乗ってきたバスに乗り込むと、ラーキン セントラルバスターミナル( Larkin Sentral Bus Terminal )まで、同一料金で乗せていってくれます。半券をなくさないようにしてください。
客引きがいますが、まずは自分の目でタイムスケジュールを確認しましょう。ジョホールバルとマラッカを結ぶ長距離高速バスは1社ではなく複数の会社が似たようなタイムスケジュールで運行しています。
ラーキンからマラッカまで3時間半から4時間の行程となりますが、途中で高速道路を降りて一般道に入り、休憩所に入る場合もあります。トイレと食事休憩なのですが、たまにバスの運転手さんがガソリン補給に出ちゃうケースもあるので乗ってきたバスのナンバープレートをメモ(スマホで撮るのも有り)しておくとあわてずにすみます。

ジョホールバルからマラッカへのドライブルート
ジョホールバルからマラッカまでのドライブルート。ジョホールバル料金所からマレーシア南北高速(PULS)を使って一路KL方面へ北上。アイル・ケロー・インターチェンジが最寄りの出口です。高速を降りたら一般道で約30~45分、マラッカ市内を目指します。
走行距離は約210km、所要時間は2~2時間半です。途中のサービスエリアではマレーシアならではのミーゴレン(やきそば)やナシゴレン(焼きめし)などが100円程度で食べられるサービスエリアで休憩して、マレーシアを満喫してみてください。
高速道路を使わずに、マレー半島の西海岸線を北上するルートもあります。途中で金子光晴氏の小説「マレー蘭印紀行」で有名なバトゥ・パハに立ち寄ったり、ジョホール州とマラッカ州の州境にあるムア(Muar)を経由します。途中の休憩などを加味するとほぼ一日がかりの行程ですが、長期滞在の方ならのんびりドライブもいいかもしれないですね。
ジョホールバルからマラッカへのアクセスで避けたいマレー鉄道
ジョホールバルの国境にはマレー鉄道の駅もあります。このマレー鉄道はKL(クアラルンプール)やイポー、ペナン(バターワース)を経由しながらタイ国境を越えバンコクへも向かえます。もちろん、マラッカの最寄り駅も通過します。
しかし、最寄りのタンピン駅からマラッカまでタクシーで45分。バスは不定期で2時間ほどかかることもあります。ジョホールバルからタンピン駅までもダイヤを完全に無視した運行スケジュール。遅延・遅着などは日常茶飯事。
ジョホールバルからからMelaka(マラッカ)までの移動に、マレー鉄道を使うとヘタしたら一日がかりという過酷な旅になってしまいます。長距離高速バスならわずか3~4時間で経費は、1/4以下です。
どうしても鉄道の旅が楽しみたいならば、ジョホールバルからクアラルンプールまでマレー鉄道で移動して、KL観光をしてからマラッカへバスでアクセスするというルートをオススメします。ただし、JBからKLでも安くて早いのは高速バスなんですが・・・