ポムスビー氏のFireFly社メダン発マラッカ行きのレポート
サイトの読者で2012年1月現在、インドネシア領スマトラ島の沖に浮かぶニアス島在住の「ポムスビー氏」からファイヤーフライ社のメダン~マラッカ空港便搭乗レポートが届いたので紹介します。
以下、ポムスビー氏からのレポートです。
10時25分定刻だが、乗客が揃ったために10時6分にエプロンを離れ、11分には離陸。現地時間12:55分着予定が12:15頃には到着。(メダンのインドネシアスマトラ島とマラッカの現地時間には-1時間の時差があるため、実際の飛行時間は約1時間10分。定刻運行のフライト時間は1時間半とされている)
CAは2名、白のブラウスにオレンジ色のタイトスカート。(下の写真)
本日の乗客は12名(席を追加料金で予約する必要がなかった)。
使用機材:ATR72-500(18列X4席=72席)
機内は白を基調に黒いシートでシンプル。建設会社の広告が数多く貼られている。
LCCには珍しく、無料でクッキーとジュースのサービス有り。(下の写真)
マラッカ空港の免税店でウィスキーを買ったが、クレジットカードが使えない。マラッカ空港にはインドネシアのLion航空の子会社Wing社の同型機が同じ様に駐機していた。
Firefly社のメダンーマラッカ便のネットでの予約の値段(MYR)
Base Fare: RM 406.00
Admin Fee (MES-MKZ): RM 47.00
Admin Fee (MKZ-MES): RM 47.00
Airport Tax (MKZ-MES): RM 26.00
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Total Fare Price: RM 526.00
Seat Selection Fee (SEAT): RM 10.00
Seat Selection Fee (SEAT): RM 10.00
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Total Fare Price + Service Charges: RM 546.00
ポムスビー氏のレポートはココまで。
競合がないためか?飛行距離に対して高めの値段設定
ポムスビー氏は、ネット予約でチケットを手配したそうだが、基本料金が往復で406リンギ。チケット手数料といわれるAdmin Feeが片道47リンギ、空港税が26リンギ、それに座席指定料が片道10リンギ。トータルすると546リンギ(日本円で約1万4000円)となる。2012年1月現在の料金。
ちなみに、片道で273リンギとなるが、これまでメダンからKLIA・LCCTクアラルンプール空港までフライト移動して陸路でマラッカを目指すタクシー料金や移動時間を考えると割安感がある。しかし、飛行時間が1時間~1時間半程度の飛行距離に対して、LCCとしては価格設定が高いように感じてしまいます。
現在のところ、メダン~マラッカの空路はファイヤーフライ社の独占状態。競合がないため高めの設定となっているのか?。願わくばエアアジアさんやライオンエアさんにも路線を開放して、マラッカ空港に到着する空の便数を増やし、安く快適にそして迅速に移動できる時代の到来に期待したい。(2012年1月17日)
レポーター ニアス島在住のポムスビー氏について
今回のリポーター、ポムスビー氏はサイトの読者さんで筆者とはメル友の関係です。インドネシア領スマトラ島西海岸に浮かぶニアス島で、スマトラ沖地震の被害で壊れた橋梁を復旧する技師として赴任されています。本ページのレポートの文章と写真はすべてポムスビー氏の作品です。ありがとうございました。
がんばれポムスビー http://indonesianias.blogspot.com/