マラッカで出会える動物たち
作家の金子光晴氏が「マレー蘭印紀行」を執筆取材のためマラッカ州のとなりに位置するバトゥパハッ(ジョホール州)に滞在していた昭和初期にはジャングルに潜むハリマオ(虎)やワニが闊歩していたそうです。
しかし、21世紀のマラッカにはニンゲンを襲う危険な動物はいません。森や山に食料がないから、ニンゲンの住む住宅地に出没し、出会い頭のニンゲン様を殺す熊も存在している日本のほうが危険な野生動物が多いのかもしれません。
本章ではマラッカで見かけた動物の写真をまとめて「マラッカで出会える動物たち」と名付けました。マラッカ動物園での撮影が多いですが、街で見かけるオオトカゲなどは迫力満点です。旧市街のマラッカ川沿いを歩いているので運が良ければ見れるかも。