郊外編 アローガジャ・エリア Alor Gajah
マラッカ州北東部に位置するアローガジャ地区。伝統的なマレー民族の家屋や、由緒あるイスラム教モスクなど歴史を感じさせる地区。自然を利用したエコ・ツーリズムのアトラクションを取り入れた大型リゾート施設が続々とオープンしているアローガジャ地区(Alor Gajah)です。
バタフライパーク Butterfly Farm & Reptile Park |
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マラッカのアイルケローインターを降りてすぐ左手にあるバタフライファーム。名前には「蝶」のタイトルが付けられていますが、南国の熱帯雨林自然公園と呼ぶにふさわしいステキなエコ・テーマ・パークです。園内には、熱帯ジャングルに生息する鳥類や昆虫・ハ虫類も多く展示されています。 |
アユイン・ヒル・リゾート Auyin Hill Resort |
マラッカ市内から北に車で45分。アユインヒルリゾートは風水をテーマにした中国庭園。ガーデンには年中きれいな花が咲き誇っています。風水をはじめ中国の文化・習慣が展示されています。万里の長城の複製もあり、中国を体感できる施設として多くの中国系観光客が訪れています。 |
伝説の巨石群 Megalith Stones |
太古の昔よりこの地に鎮座している大小石群。誰が何のために建てたのかは不明です。古代人の祭祀場とか太陽暦の暦に使ったなどと推察されますが謎に包まれています。地元に住む人たちは、祖先の精神が宿っていて巨石群が、成長するとも言い伝えられています。知る人ぞ知るパワースポットです。 |
勇士の墓 Dol Said's Grave |
その昔、マラッカを支配していたイギリス進駐軍がこの地区に対する課税率アップに抵抗した地元の英雄"Dol Siad"の墓地。彼は勇敢にもイギリスの軍隊に抵抗し1831~1834年の間に2つの戦いを勝利に導きました。非凡な才能を持つ優秀な陸軍指揮官として崇められています。 |
独立記念広場 Independence Memorial/ Keris Square |
1957年、マラヤ連邦独立宣言文が読み上げられた記念すべき独立宣言広場。中央のクリス(マラッカ王国時代の戦士の刀)はアロガジャ地区のシンボルとされています。 この広場の周辺はアロガジャタウンでもっともにぎやかな場所です。 |
アローガジャ博物館 Alor Gajah Museum |
アロガジャ地区の歴史を展示している博物館。この地に暮らす、マレー民族、中華民族、インド民族それぞれの民族文化も展示されています。入り口にある階段は通称「マラッカステップ」と呼ばれています。マラッカでしかお目にかかれない末広がりの階段をお忘れなく! |
アローガジャの古い街並み Alor Gajah Old Town |
第二次世界大戦以前に建築されているアロガジャの古い街並み。1936年前後に建築されたショップハウス(店舗付き住宅)は今でも現役でレストラン、商店・雑貨店、カメラショップなどのが軒を連ねる商店街として地元の人の生活にとけ込んでいます。 |
英国士官の墓所 British Officer's Graveyard |
1829年(イギリス占領時代)にアロガジャでなくなった英国の士官「ジョージ・ホルフッド・ウォーカー氏」の墓地。彼の愛した犬と馬も一緒に埋葬されています。この施設は現在小学校の中庭に位置しているため、入館の際には身分証(パスポート)等の提示を求められます。 |
マラッカ露天温泉 Gadek Hot Spring |
マラッカで温泉?知る人ぞ知る温泉保養施設です。源泉がすぐ隣の地中から湧きでています。入浴剤混入疑惑なんて一切ありません。ホンモノの温泉が楽しめます。コチラの入浴には原則として水着を着用。もちろん、バスタブは混浴ですが更衣室は男女別にあります。 |
アートエーカーズ Art-Acres: One-stop Agro & Eco Tourism |
ワン・ストップ・エコ・ツーリズムをコンセプトに、運営されている広大なエコガーデン。トロピカルフルーツ果樹園、オーストリッチファーム、ミツバチ園、伝統的なマレー家屋などマレーシアの自然と文化にふれ合うことのできる施設です。(現在改修のため閉鎖中) |
トロピカルフルーツパーク Melaka Tropical Fruit Farm |
マラッカトロピカルフルーツ農場。広大な農場を開放しています。メンテナンスが行きとどいた園内には様々な熱帯果実(トロピカルフルーツ)が生育している姿を見物することができます。併設されているトロピカルフルーツ即売場では各種果実や季節の旬の野菜なども並べられています。 |
ホームステイビレッジ Seri Tanjung Homestay Masjid Tanah |
セリタンジュンのホームステイ・ビレッジ。特別な施設ではなくごく普通のカンポン・ハウス(田舎の家)に宿泊することができます。ホームステイではマレー料理を学んだり、マレーの伝統的なゲームをしているとアッという間に2~3日過ぎてしまう現地の方との交流を体験することができます。 |
陶器で建てられたモスク Mosque Made From Clay |
マスジットタナという街にあるイスラム教寺院。このモスクは陶器のかけらと粘土を使って建てられています。貴重な建築資料として現在では外壁をセメントで保護していますが、モスクの内部にはオリジナルの壁面が一部分ガラスで見学できるようになっています。 |
遊技公園 Bukit Beringin Recreational Park |
マスジットタナの中心部から車で5分。スポーツ競技場も包括した総合リクリエーション施設。マラッカ名物「時計台」などのミニチュアモニュメントや人工の小川や池、それに子供さん向けの遊戯施設も設置され行楽ピクニックに最適なスポットです。広大な駐車場も完備されています。 |
タンジュンビダーラ海岸 Tanjung Bidara Beach |
マラッカの街から車で1時間北上したマラッカ近郊ではもっとも美しいビーチ。(筆者の主観)子供たちの遊び場、ピクニックエリアなどマレーシアには珍しい海水浴施設が整備されています。外国人に好かれているビーチリゾートです。アウトドア・アドベンチャーリゾートとして注目したいビーチです。 |
ウミガメ保護センター Turtle Hatchery Centre |
絶滅を危惧されている稀少海洋生物「ウミガメ」を保護し、孵化(ふか)を促進しているタートルセンター。マラッカの街から車で1時間半北上した海岸に建てられています。実際のウミガメと対面できるほか、生息場所の地図や、骨格標本、生態資料も展示されています。 |
オランダ要塞跡 Dutch Fort (Fort Supai) |
クアラリンギ(マラッカ中心部より北へ50キロ)にあるオランダ占領時代の要塞史跡「ダッチ・フォート」。ネグリセンビランとの州境の海岸に位置しています。その昔、この周辺が採掘ブームでにぎわっていた頃、オランダが税務署を設置しました。錫採掘ブームが去り放置されていたため建造物は残っていません。 |
タンジュントゥアン灯台 Tanjung Tuan Lighthouse |
周囲はネグリセンビラン州に属しポートディクソンにも近いエリアですが、このタンジュン・トゥアン岬だけはマラッカ行政下にあります。1819年に建造された灯台は今も現役でマラッカ海峡を往来する船舶に灯火を送っています。この岬は、渡り鳥などの野鳥を保護する国立公園に指定されています。 |
タンジュントゥアン海岸 Tanjung Tuan Beach |
タンジュン・トゥアン岬の海岸。マングローブに守られたビーチ、背後は太古の昔そのままの熱帯雨林のジャングルが残っています。鷹、ハゲタカなどの猛禽類、アマツバメなど1000種を越える渡り鳥が北半球、南半球への旅の途中に羽を休める野鳥の楽園となっています。エコツーリズムを満喫できるビーチです。 |
ディーパラダイス D-Paradise |
ジャングルを体験できるテーマパーク。トロピカルフルーツ農園、ジャングルトレッキング、様々な生物との出会いが楽しめます。レストランやショッピング、宿泊施設も完備されています。 |
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