プラウ・ブサ島はバードサンクチュアリ
- プラウブサ島に残る自生する熱帯雨林、自然の生態系は4000年間、護られてきたとされています。筆者がイグアナと呼んでいる2mを超すオオトカゲも対岸のマラッカ市内にいる種別と違うような気がします。
- 大きな体の特徴はよく似ていますが、プラウ・ブサ島のオオトカゲは動きが機敏で泳ぎが達者。最近、飼い猫の姿をよく見かけますが、基本的に四つ足の犬やネコそして哺乳類の猛獣の類はこの島に生息していませんでした。
- 空を駆け抜ける鳥たちにとって、プラウ・ブサ島は天敵のいない聖域、サンクチュアリだったんです。そして、同じく蝶や昆虫類にとっても天敵の少ない自然の熱帯雨林が、それらの生態系と共に護られてきたのです。
- 最近の研究によるとプラウ・ブサ島には、東南アジアから北半球に向かう渡り鳥が年間600種類羽を休めにやってくるそうです。水場もあるし、熱帯雨林の果実や昆虫などのエサも豊富。これらをジャマする人間も少ない。
プラウブサ島北東沖合に浮かぶ暗礁にて