プラウマラッカにある海上に建つモスク
- 立ち入り禁止のプラウ・マラッカ島を鉄条門越しに見ていたら警備員姿のマレー人のオヤジさんに「ナニしに来た?ドコから来たんだ?」と聞かれたので日本人だと告げると「モスクの見学なら入ってイイよ」と声をかけられた。
- はじめて渡るプラウマラカ島。ドキドキしながら橋を渡るとそこは道路もビルも整然と並んだ近未来都市。ゴチャゴチャしたマラッカの街とはまったく違う景色が広がっていました。キレイな街だ。
- ランナバウト(円形交差点)を12時の方向に直進すると埋め立ての更地に突如現れたのは白亜のモスク。三角屋根のモスクが多いマラッカでは珍しい円形ドーム屋根のおしゃれなモスク。アラブチックな景観に見とれてしまった。
- 近寄ってみると、警備員さんが「寺院の中は見学できないが敷地内を案内するよ」といって先導してくれた。驚いたことに、このモスクは海上に建てられているのだ。マラッカ海峡に建っているモスクなのだ。
- モスクの本殿の裏側に回ってみると、テラスの支柱は海底に打ち込まれている。沖を見渡せばマラッカ海峡が180度広がっています。絶景なり~。マラッカ観光名所の新スポット誕生なり。
- このモスクはマラッカ人工島の右奥に建っています。アクセスについて:徒歩でも可能ですがタクシーを利用した方が賢明です。マラッカ市内からモスクまでの往復と見学チャーターで20~30リンギで交渉してみましょう。
- 1)礼拝中は見学を遠慮する。(もちろんイスラム教徒の方はのぞく)
2)節度ある態度と、服装を心がけモスクには靴を脱いで見学させていただこう。 - この記事の初版を書き上げたのは2005年。モスクの周囲が原っぱだったのだが、2015年現在周囲にはビル工事や造成のための壁がありモスクも窮屈になってきています。
- 現在でも異教徒の観光客でも服装のきちんとした方は見学できているが、ルールを守らない中国人旅行者は内部見学を禁止されているようだ。2015年現在プラウマラッカ島への橋は鉄条門も取り払われ、誰でも通行できるようになっている。自転車でのアクセスもOK!
プラウ・マラッカ島のマラッカ海峡に浮かぶモスクにて