おひとり様で味わうニョニャ料理
- その昔、中国から移民してきた中国人男性と現地マレー人女性が国際結婚して産まれた混血の子供たちを、ババニョニャ (Baba Nyonya) 民族と呼んでいます。プラナカン チャイニーズも同じ意味です。
- 彼らがおうちで食べるごはんがニョニャ料理(プラナカン料理)としてマラッカの名物料理となっています。見た目が中華なんだけど、食べてみると南洋スパイスが効いている中華とマレーのミックスカルチャー料理なのです。
- ニョニャ料理って、はじめて食べる人でもどこか懐かしい感じがする食べやすい南国料理です。しかし、中華コース料理みたいに大皿を何品か注文してシェアしながら食べるスタイルなのでおひとり様にはキビシイんです。
- せっかくマラッカに来たんだからニョニャ料理を味わいたい!と食べにいってもおひとり様だと単品のニョニャラクサとか、ニョニャチキンカレー(カリーカピタン)を注文すると他の料理が食べられないんです。
- 説明が長くなりすぎましたが、筆者の知人に「おひとり様で味わうニョニャ料理」のセットメニューを作ってくれませんか?とお願いしたらOK!をいただきました。名付けて、ニョニャ満腹定食( Nyonya Set Menu )。
- メインのおかずもサイドディッシュも日替わりなので、注文するときはこのページを Nyonya Taste Cuisine 娘惹餐館の女将さん(Ms. Rubyさん)に見せて予算を告げて下さい。
- 予算に応じて料理してくれますが料金はおひとり様で RM 20 ~ 30(日本円で約 550円 ~ 850円)を目安にして注文してください。ふたりならば RM 50を基本料金にして注文してみて下さい。
- 今回使用しているニョニャ満腹定食の写真はサイトの読者で、今回マラッカにプチ・ロングステイ滞在中の日本人ライターShihoさんが実際に「おひとり様」で食べにいった時の写真を送ってくださいました。
- この日のメイン料理は、Ayam limau purut 「アヤム・リマウ・プルッ」というコブミカンのスパイスを使った、鶏肉のピリ辛煮込み。サラダはベンディ(オクラと玉ねぎ)、この写真の他にあっさりスープ飲み物とデザートも出てきたそうです。まさに、ニョニャ満腹定食なり。
- ちなみに、ワインとか焼酎・日本酒などお酒の持ち込み BYO(ビー・ワイ・オー)も女将さんに相談したら、OKもらえると思います。
マラッカの Nyonya Taste Cuisine にて
写真提供:日本人ライター Shihoさん
- Nyonya Taste Cuisine 娘惹餐館 マラッカ
15, Jalan 3/11, Taman Kota Laksamana Seksyen 3, 75300 Melaka
Tel +6012-638-9915 Ms. Ruby Song