BYO(ビー・ワイ・オー)で好きな酒を安く飲む方法
- マレーシアはイスラム教国家であるが、多民族国家であり飲酒は認められている。しかしアルコール飲料には、高額な酒税が課せられてるため、日本より高い。
- ワインや日本酒は13~15%、焼酎で25%、ウイスキーやジン、ウォッカなどのハードリカーは40~50%の度数だが、度数の高さに比例して酒税も高くなる。
- ボンベイサファイヤなどのジンはアルコール度数が47%ある。マレーシア国内の流通価格はRM159(日本円で約5000円)だが日本では市販価格で1800円程度だ。
- 空港などの免税店で1literのボトルがRM50(1500円)で売っている。課税後の一般市販価格には110リンギ(3300円)の酒税が課せられていると推察できる。
- ほぼ3倍の値段?。マレーシアの食品物価は安く、日本の1/3程度なのに、酒類だけは価格の逆転現象が生じているのだ。こりゃ、酒飲みには痛い。
- また、レストランやバーで、アルコール度数5%を越える種類を提供する営業ライセンスもバカ高いため、一般のカフェや喫茶レストランではビールしか置いていない。
- そこで、大衆向けのカフェやレストランではBYO(ビー・ワイ・オー)という習慣が定着している。英語でBring Your Own Bottle、酒ボトルの持ち込み制度なのだ。
- 高級なレストランだと、持ち込みはボトル一本でワインならRM15(450円)、ウイスキーやブランデーならRM50(1500円)と定額制が多い。
- 大衆向けのカフェや屋台村ならば、持ち込み料金は課金しないが、スプライトや、炭酸水やミネラルウォーターなどの注文義務の他に 氷代金が請求される。
- しかし、これらの対価は300円程度なので気軽に好きな酒が飲めるのだ。BYOは、すべての店で認められているわけではない。事前にお店の人に聴くのが礼儀なのでR。
- 追伸:日本から旅行でマレーシアの友達を訪ねるならば、免税範囲の酒を持ち込んで土産としてプレゼントすると、とても喜ばれる。筆者もそいうい土産は大歓迎!
屋台村にてBYOで友と飲む酒は美味し