怒った顔した料理人の微妙な火加減。
- マラッカの古い商店街「ジャラン・ブンガラヤ通り」のほぼ中央。名物オーチェン(蠣煎:フライドオイスター)の屋台が日没後8時頃から営業を始める。ランチタイムは仁義なき叉焼飯屋台と同じ場所です。
- 昼と夜で、屋台を借りる店主が違う?マラッカでは珍しいことではない。決まった時間帯だけ営業するため人通りが多くて目立つ場所は、昼と夜では違う店が入れ替わり営業していることも多いのだ。
- フライドオイスターといっても広島の牡蠣フライのようなサイズではない。小指の先ほどの小さな蠣を使う粉モン料理で、牡蠣オムレツとか、牡蠣のタマゴ炒めみたいな料理だ。まずは、フライパンに油を入れ加熱する。
- 小麦粉を水で溶いた汁を流し込み、タマゴを加えて炒めていきます。こんがり焼き色が付いた頃、主役の蠣を投入。ササッと炒めて火が通ったらできあがり。火加減の微妙なコントロールはお見事♪
- このフライドオイスターの屋台は超人気の店で、マラッカの地元民だけじゃなくKLとかシンガポールからも常連客が押し寄せる人気店。週末には2時間待ちも珍しくないほど繁盛しているのだ。
- オヤジさんはムッとしてひたすら焼くだけ。コレだけ愛想のない、料理人も珍しい。怒った顔して作る蠣煎がなぜこんなに美味しいのか?円陣を組みジッと待つ客も同じコトを考えているのかもしれない。
ブンガラヤ通りのフライドオイスター屋台にて