さらば、マラッカクルーズの名物キャプテン
- マラッカクルーズは、知る人ぞ知るマイナーな観光アトラクションのひとつだった。なぜマイナーか?潮の満ち引きによって、航行スケジュールがメチャクチャで満足な予約システムすらなかったのでR。
- 干潮の時は、欠航。お客さんが少なすぎても欠航。予約しとかなきゃ、満席になれば乗船禁止。予約券販売所は乗船30分前にならないとオープンしないルーズな営業体制でしたが人気のあるクルーズでした。
- 筆者は、このキャプテン(写真中央)と深夜のビール外交で友好を深めサイトの読者さんなら筆者の「カオ」で満席でもなんとか席を確保してくれたし、いろんなムリも効いてくれていた。
- しかし2008年から政府系の観光開発会社が新しいマラッカリバークルーズという親方日の丸アトラクションを起業。政府のチカラはかなりのモノ。河口堰までこしらえて、干潮満潮までコントロールに成功。
- おかげで、いまでは観光客のリクエストに応え予約体勢をバッチリ備えたやる気満々のマラッカリバークルーズが12隻の観光船を走らせている。古くからカラダをはって営業してきた名物キャプテンは何処へ?
- お客さんにマラッカの歴史を語るキャプテン。臨機応変にお客さまを楽しませるウィットに富んだ観光ガイドでもあったキャプテン。あなた以上のリバークルーズキャプテンはいない。さらば!名物キャプテン。ありがとう!
改修前のマラッカ川河口にて