「ドゥク」はビタミン豊富なトロピカルフルーツ
- 筆者がライチ系とよぶトロピカルフルーツには「ロンガン」、「ランブータン」などがあります。いずれも東南アジアではよく目にする果実です。忘れちゃならないのが今日ご紹介する「ドゥク」Duku Langsat:莲心果。
- 見た目には、ロンガン(マタクチン)とほとんど同じように見えるんですがサイズはやや大きめ。ゴルフボールというか、ピンポン球?直径2~3センチ前後。毛むくじゃらのランブータンよりは小さく表面はツルッとしています。
- どうやって食べればよいのかわからない方のために食べ方を記述しておきます。まずドゥクを両手ではさんで、セット。両手とも中央につまみ上げるようにチカラを入れるとパカッと頭が開きます。あとは皮をむくだけです。
- 中から出てくる果実は、ライチのようなポコッとした単一の実ではなく柑橘系(ミカン)のような房状に実っています。タネもありますが、小さくてあまり気にならないと思います。スイカのようにペッと吹き出しましょう。
- ランブータンのようにただ甘ったるいスィートな味ではなく、ほどよい酸味がミックスされ豊富なビタミンを連想させてくれます。どちらかというとグレープフルーツに近い味を感じることもあります。
- マラッカの南隣ジョホール州のムアなどでたくさん収穫される「ドゥク」。見かけたらビタミン補給のためにトライしてみてください。
パンタイクンドゥのパサマラム(夜店)にて