ポメロー 南国生まれの大型柑橘類
- 子供さんの頭ぐらいのサイズがあるポメロー。中国語では「柚子」と書きます。夏みかん、ブンタンの親戚にあたる柑橘系のフルーツです。肉厚の皮をむけば中からジューシーな果肉とご対面。
- 見た目は同じでもグレープフルーツ系に似ている甘酸っぱいモノもあれば、ポンカンみたいにスッキリとした甘みタップリのモノもあります。共通している初対面の印象は「皮がぶ厚い」のが特徴です。
- 中華新年(チャイニーズニューイヤー)には欠かせない飾り付けのアイテムなので、旧正月の時期に出荷できるよう栽培している農家が少なくありません。もちろん通常時期より高い値段で取引されます。
- チャイニーズは、黄金色に輝くポメローを「黄金」のシンボルとして崇め、仏壇にお供えします。拝金主義を貫く中華系マレーシアンならではの光景です。ホント、中華系の人って金が好きですね。
- ポメローはマラッカでも栽培されていますが、マレー半島ではイポー(半島北部の都市)で盛んに栽培されています。筆者は食べるフルーツとしてたまに買いますが、地元では装飾用に買い求める果物です。
マラッカ一丁目、川沿いの果物屋さんにて