覚えておきたい「We Buy」と「We Sell」
- 毎日変動する為替相場に連動して、両替商の為替交換レートは変わります。両替商の側から「We Buy」とは、私たちが買うという意味で「We sell」は、私たちが売るということなのです。
- この説明でピンと来る方は旅の達人か英会話が得意な方だと思います。一般の旅人の目線で、わかりやすく説明したいと思います。
- まず最初に、両替レートはその場所やお店ごとに違うということをご理解下さい。空港の両替所、銀行の両替所、町の両替商、ヤミの両替などそれぞれ交換レートが異なるのです。
- 例えば、缶ジュースを飲むとき、町の自販機で買うと120円だけど、格安スーパーマーケットで買うと78円、登山した山頂の売店では200円ってこと経験あるでしょうか?それと同じなのです。
- マレーシアの場合、利用者が得する両替場所のランクをつけてみました。
- 1)良心的な町の両替商
2)一般的な銀行の両替商
3)空港の両替商
4)みやげ物店などの交換レート
5)ホテルの交換レート
6)悪徳な町の両替商(コイツに注意!) - イチバン得する両替商は、良心的な町の両替商ですが、それによく似た町の両替商でも旅慣れない旅行客を喰いモノにする悪徳な両替商も存在します。その見分け方は・・・
- 1)マレーシア政府公認のライセンスを掲げている両替商かどうか?
2)「We Buy」と「We sell」の差額幅が少ないかどうか?
3)少額の両替であっても、紳士的な対応をするかどうか? - 以上、説明が長くなりましたが「We Buy」と「We sell」についてわかりやすく解説します。まず、Buyは買う、Sellは売るという単語は理解できますね。私たちが買う「We Buy」とは、両替商の側から「お客さんの円を買って、マレーシアリンギットに両替します」という意味になります。
- 私たちが売る「We Sell」とは、両替商が「お客さんの欲しい外貨(円)をマレーシアリンギットで売りますよ」という意味になります。
- 上の写真をご覧下さい。ある日の通貨交換(両替)レートのボードです。下から三行目にJapanese Yenの表記がありますよね。1000 Japanese Yen(1000円)のWe BuyとWe Sellにそれぞれ、40.00リンギと40.80リンギと表記してあります。
- つまり、1000円持ってきたら40リンギで買います。40リンギ80セント持ってきたら日本円の1000円札を売ります。頭の良い方ならピンと来たと思いますが、買って売る差額の80セントが両替商の利益となるのです。
- つまり日本円から現地通貨を両替して欲しいときは「We buy」、そして現地通貨が余ってしまって外貨(日本円とかシンガポールドル)に交換して欲しいときは「We Sell」のレートとなります。
- めんどうですが、知らないと損することもあるので覚えておきましょう。尚、マラッカでイチオシの両替商はザビエル教会とオランダ広場の真ん中、マラッカ川サイドにある”Spark”(スパーク)さんがお得です。
- アバウトマラッカで紹介していますのでこちらを参考にして下さい。
https://melakajp.com/about/town/t-003.html
マラッカでイチオシの両替商にて