期間限定 セントポール・チャーチで真西に沈む夕陽
- セントポールの丘の上にある礼拝堂史跡から見た夕日。実はこの教会史跡の海側の入り口が西、ザビエル師の聖骸が安置されていた場所(現在IHSイエズス会のロゴ入りの金網のエリア)が東なのだ。
- きちんと東西南北を見極めて建築されているため、春分の日および秋分の日を起点に前後10日間ほど、太陽がまっすぐ教会奥の小さな窓から昇って、真上を通ってマラッカ海峡に向かって真西に沈むのでR。
- ウソだ!
- と、思う方はこの写真を保存するなりして、大きく拡大して見聞するべし。屋根のてっぺんに、東西南北を示す方角サインポールがあり、左が南、右が北、背後が東で、前方が西であることが確認できるはずだ。
- マラッカで、夕日を追いかけて18年。いろんな時期にいろんな場所で撮影してきたからこそいろんなことが見えてきた。この教会の入り口と奥の小さな窓が東西に建てられていると知ったのは、マラッカで暮らし始めて数年目・・・。
- 日本から旅でやってきた、日本人女性と偶然マラッカで知り合い、夜通し飲んで、酔ったまま丘に登って日の出を待っていた時のこと。小さな窓から太陽がまっすぐ昇ってきたのだ。
- その日が秋分の日だったことに後から気がついた。そして教会の正面が東で、海側の入り口が西に向けて建てられていると日の出に教えてもらったのだ。次回は来年の春分の日、半年先の楽しみとなる。
セントポールチャーチにて