マラッカタワーの隣に沈む夕陽
- 2008年4月18日に商業オープンしたMelaka Revolving Tower、通称マラッカタワー。高さは110メートルで、円形の展望ゴンドラは、定員66名で360度グル~ッと回転しながら昇降する。
- 110メートルといえば、神戸港中突堤にあるポートタワーが108メートルあるのでほぼ同じ高さでR。しかし神戸と違ってマラッカには高層ビルがほとんどないため、町のあちこちからタワーが見える。
- 逆にいえば、タワーに登れば天候にもよるが、マラッカのほぼすべてが一望できる。ところが・・・筆者はこのマラッカタワーの建設計画を聞いた、2004年からずっと反対論を唱えている。
- マラッカといえば、マレー半島に興ったマラッカ王朝、つまり現在のマレーシアの古都である。植民地支配の歴史的建造物や遺構が現存するユネスコ世界遺産のヘリテイジエリアにも認定されている。
- 人口的で近代的なアトラクションは、古都マラッカに似合わない。奈良の大仏さんの隣や、京都の金閣寺の池の隣に鋼鉄製のタワーが後から建てられたら・・・、考えただけで怖ろしい景観となる。
- さて、本題。マラッカタワーの隣をかすめて沈む夕陽の写真でR。マラッカラヤの方角から撮った写真だが、カメラをセットしている場所はしばらく内緒にしておこうと思う。気がついた人はエライ!
マラッカラヤ方面からマラッカタワーの隣に沈む夕陽が見れる場所にて