漁師と夕陽@マラッカ海峡にて
- マラッカ中心部の海岸は、海洋汚染のためヘドロが堆積し異臭が漂っている。お世辞にも美しい海岸とはいえない。しかし、クルマで30分ほど北上すると比較的透明度の高い海水を拝むことができる。
- 松林に囲まれた、白砂のビーチが南北に4キロほど続くパンタイクンドゥ海岸は、ガイドブックにも載っていない隠れたビーチスポット。週末には地元のファミリーがキャンプを楽しむ場所になっている。
- だが、スキューバダイビングや、シュノーケリングそしてパラグライダーのようなビーチリゾートにありがちなマリンアトラクションは皆無。サンオイルを塗って水着でビーチに寝そべっている人もいない。
- 地元では、宗教上の理由もあり日光浴をする習慣がない。たまに、勘違いした白人カップルがまぶしいビキニスタイルでやって来ると、近隣のオヤジさんたちの注目を集め彼らの「目の保養」の素となる。
- さて、本題。目の前に広がるマラッカ海峡。60キロメートル西に進むとスマトラ島(インドネシア)に到達する。豊潤な漁場で魚やエビ・イカを網で捕獲し帰路に就く漁師と夕陽の写真でR。
- 船外機付きのボートで漁師はひとりで漁に出る。そして大漁に恵まれたら豪快にスピードを上げ砂浜に乗り上げるようにして帰港する。【マラッカの謎で既出】獲れたての魚介類はその場で売れてしまう。
マラッカ海峡・パンタイクンドゥ海岸にて