マラッカ市内中心部で夕陽がマラッカ海峡に沈むのは日本の晩秋から早春まで
- 赤道にほど近いマラッカでは、東から昇って西に沈む夕陽の軌道が南北に大きくずれてしまう。秋分の日から翌年春分の頃まで太陽は南側に、そして春分の日から秋分の日までは北側に傾く。
- 北緯35度(明石天文台)に位置する日本では、6月22日の夏至に太陽光度が最も高くなり、12月22日の冬至に最も低くなる。いずれも太陽の軌道は南側に傾斜しているのが日本での常識。
- Google社の地図で見ていただくとおわかりいただけると思うがマレー半島は南北に延びた半島で、マラッカは西海岸に位置しているので、年中マラッカ海峡に沈む夕陽が見れる錯覚に陥ってしまう。
- マレー半島は、南北に延びているのは事実だが、マラッカ旧市街の海岸線は西北から南東に向かいくびれている。このため春分の日から秋分の日までは北側に沈む太陽は陸地に沈んでしまう。
- 市内中心部にあるルネッサンスホテルの9階にあるスイミングプールからマラッカ海峡に沈む夕陽を狙うチャンスは11月頃~翌年2月初旬の期間限定となる。上記の写真は1月23日に撮影したモノでR。
ルネッサンスホテルマラッカのスイミングプールサイドにて