カンポン・ポルチギスで見た夕日
- 時は大航海時代の16世紀、海のシルクロードを担う要枢として繁栄していたマラッカ王朝を駆逐して初代植民地支配者となったポルトガル。その後17世紀にオランダ、19世紀にはイギリスと植民地支配者は変遷しました。
- その初代支配者であるポルトガル人の末裔たちが暮らしているポルトガル村(マレー語: Kampung Portugis 英語: Portuguese Settlement ) という居住区が残されています。
- ポルトガル人男性と、現地マレー人女性の混血により産まれた混血児たちは、プラナカン・ポルチギスとして父方祖先のキリスト教カソリックを信仰し、現在でも古いポルトガル語を会話に使います。
- 地元では、ヨーロッパ(ユーロ:Euro)とアジア(Asia)のミックスとしてユーロ・アシアを語源とする「ユーラシアン」( Eurasian )と呼ばれています。彼らはラテンの血を受け継ぎ、陽気でフレンドリー、そして音楽やダンスに才能を発揮しています。
- また、大航海時代を切り拓いた海洋民族としての伝統漁法も先祖代々受け継がれており、獲れた魚介類を味わえる海鮮シーフードレストランもポルトガル村の名物として、多くの観光客を集めています。
- そんな、ポルトガル村で見た夕日です。ポルトガル村のシーフードレストランは海辺に向かってオープンカフェ形式で客席を設けており、夕暮れ時に美しい夕日が拝める季節もあります。
- 筆者のイチオシの名店シリーズにポルトガル村のシーフードレストランを紹介していますので参考にして下さい。
https://melakajp.com/best/b23.html
ポルトガル村にて