スマホで夕暮れ色を撮影するためのセッティング
- マラッカの沖合に浮かぶプラウマラッカ島にあるマラッカ海峡モスク(Melaka Strait Mosque マレー語:Masjid Selat Melaka)に沈むゆく夕陽。広島県宮島の厳島神社と同じように水上に建設された宗教施設です。
- 夕陽の名所としても知られており、多くの観光客が訪れるようになってきました。夕暮れ時にはカメラやスマホを構えてた見物客の数に圧倒されることもあります。だけど、平日は比較的空いていることが多いかな。
- 上の写真のような、夕日を大きく撮影するには望遠レンズが必要です。スマホでもズームで大きく寄せることは可能ですが、画質がザラザラになっちゃうのでムリに太陽を大きくしない方が良いと思います。
- スマホのズーム倍率は2倍を上限に心がけるとよいでしょう。高性能なデジ一眼をお持ちでないならスマホの標準の広角(こうかく)1倍のままで撮影する風景を切り取って構図を決めることをオススメします。
- もしも、あなたのスマホに「明るさ」(EV補正)の機能が備わっているならば、EV露出補正をマイナス0.3~0.7にセットしてみて下さい。夕日のオレンジ色が濃くなって、見た目の夕日に近い色彩の写真が撮れます。
- わたしは、ひつ昔前の中華スマホ「 HUAWEI Mate 9 」という機種を使っていますがカメラアプリを起動させて、シャッターボタンの上にある横棒をスライドさせると<PRO>モード画面になります。この画面に<EV>という露出補正をタッチして、レバーをマイナス側にスライドさせてみて下さい。
- -0.3、-0.7、-1.0と露出補正の数値が大きくなればなるほど暗くなります。逆にプラス側に設定すると画面が明るくなってきます。明るく撮影すると、夕暮れ時のオレンジ色が白とか青くなって、昼間の写真みたいになるんです。
- 夕日を撮影するならば、露出補正をマイナス0.7ぐらいにして撮影するとオレンジ色した夕暮れ色が表現しやすくなります。
- スマホの機種によっては露出補正のコマンドがないかもしれないですが、露出補正やEV調整などができるスマホをお持ちならば、次回の夕日の撮影時にマイナス0.7ぐらいにセットして撮影してみて下さい。
プラウマラッカの水上モスクにて