ムスリム観光客の多いエリア
- この写真を見ただけで「あっ!、ここ知ってる」とスラスラと場所を言えたらマラッカの街歩きの達人認定証を献上します。マレー王宮博物館のシルエットそっくりのとんがり屋根のある建造物です。
- 帆船でお馴染みの海洋博物館を通り越した左手、マコタパレードの斜向かい、ダタランパラワンのとなりにある地元でタミンサリと呼ばれるマラッカタワーのチケット売り場のある半官半民の商業ビルなんです。
- 撮影している筆者の右手やや後方にマラッカタワーがそびえ立ってる場所なのです。マレーシア各地から遊びに来るドメスティックなマレー観光客が数多く集まるんです。 その理由を話せば長くなるので短めに・・・
- 一般にマラッカの観光客が集まるのは、ジョンカーストリートなどのある旧市街なんですが、マレーシアンチャイニーズ(中華系マレーシア人)が経営しているため、イスラム教徒が敬遠する傾向があるんです。
- 宗教の壁なんですね。いわゆるハラール(Halal)と呼ばれるイスラム教徒御用達の食材はもちろん、調味料から食器に至るまで決まり事があるんです。そういうルールを守ってる町にイスラム教徒が集まるのです。
- このマラッカタワー(タミンサリ)の周辺はプラザマコタと呼ばれるホテルや飲食店が多く集まるエリアなんですが、85%以上がハラールなお店や飲食店なのです。
- 八百万の神を信仰し、すべての神や仏に敬意を払える一般的な日本人ならばこういうマレー人の多いハラールな町もまた楽しく歩けると思います。フレンドリーで、優しい心の持ち主が多いエリアです。
タミンサリにて
- Menara Taming Sari (マラッカタワー タミンサリ)
住所:Jalan Merdeka, Bandar Hilir, Melaka
web:https://menaratamingsari.com/
電話:+60 6-288 1100
営業時間:10:00~22:30