マラッカキリスト教会 Christ Church Melaka
- ポルトガル海上帝国からマラッカを奪取した2代目植民地支配者、オランダが統治100年を記念して建築した、マラッカのクライストチャーチ。 1741年に建設が計画され、12年かけて1753年に完成しました。
- ポルトガルは、イエズス会がアジアで布教したローマカソリック教会なので、ステンドグラスやキリストやマリアさまの像で装飾されています。しかし、オランダはルターが唱えた宗教改革によって分派した、プロテスタント教国ですから、クライスト教会内部には十字架が壁に掛けられているだけなのです。
- この教会が完成した後に、オランダを駆逐し3代目植民地支配者となった大英帝国ことイギリスもまた、プロテスタント教国でした。ローマ・カソリック教を信仰していたポルトガル移民の子孫たち「ユーラシアン」 (プラナカン・ポルチギス)は、隠れキリシタンの如く信仰を護ったそうです。
Christ Church Melakaにて