東南アジア最古のキリスト教会 セント・ピーター・チャーチ
- 富士山が噴火し、江戸に灰が雪のように降り積もったのが1707年(宝永4年)。民衆を苦しめた「生類憐れみの令」を命じた徳川第5代将軍、徳川綱吉が生涯の幕を閉じたのが1709(宝永6年)。
- 同じ頃、マラッカに建立されたキリスト・カソリック教会は今も健在。当時マラッカはプロテスタント教国(オランダ植民地)でしたが先の支配者ポルトガル人の子孫たち(カソリック教徒)が建設したのです。
- 現存する東南アジア最古のセント・ピーター教会はいまも現役、信者のミサに使われています。白アリの被害に遭い、木造の柱や梁が痛み2006年のイースター(復活祭)に間に合うよう大改修されました。
- 上の写真は、改修前の貴重なオリジナルの姿。建立された年号「1710」の数字がシンプルに刻まれた壁、屋根や窓の独特な曲線を見上げるだけで神聖な気分に満たされます。
- セント・ピーター・チャーチ St. Peters Church Melaka
住所:166 Jalan Bendahara, 75100 Melaka, Malaysia
電話:+60 6 282-2950