マレーシア海軍博物館 アナログな航海計器たち
- マラッカにあるマレーシア海軍博物館。筆者が思わず立ち止まったのが20世紀の船舶に欠かせなかったアナログな航海計器展示コーナー。海軍の軍艦に限らず客船や貨物船、大型タンカーでもマグネットコンパス(磁気羅針盤)がなければ航海できなかったのです。
- ペイントもボロボロに剥げ落ちたコンパス台にしっかり収まっている羅針盤。天板ガラス板の周囲は筆者の推察によると、真鍮(銅)製。現役時代には下士官が毎日ピカピカに磨き上げていたんだろうな~
- 航海士たちに求められる海のオトコの心得として計器や船を操ることですが、船を係留したり、帆を固定させるためのロープの結び方が基本。海軍博物館にはそのロープの結び方の見本も展示されていました。
- ふと船乗りの心構えを思い出しました。「スマートで、目先が利いて、几帳面、負けじ魂。これぞ船乗り」展示されているマレーシア海軍の制服にノリが効いてビシッとアイロンがかかっているのも印象的でした。
- Muzium TLDM 海軍博物館
- 住所:Muzium Tldm, Jalan Merdeka, 75000 Melaka, Malaysia
- 電話:+60 6-283 0926