マレーシア独立記念日恒例のパレード
- マレー語で「メルデカ」といえば独立を意味します。「マラヤ連邦」として完全独立したのは1957年8月31日。今年は数えて50回目の独立記念日を迎えました。めでたい!めでたい!メルデカ・デー!
- 振り返れば、1396年に成立したマラッカ王朝は東西交易を担う港湾国家として隆盛を極めましたが1511年にポルトガルに武力侵略を受け、その後オランダ、イギリス、日本から占領された過去をもっています。
- 第二次世界大戦前後、日本とタイ王国を除く東南アジアの各国は欧米の列強(帝国主義)に植民地支配された経験を持っています。戦後、民族の独立運動の気運が高まり各国独立を成功させました。
- マレーシアの独立には先住民族であるマレー人だけではなく、移民してきた中華人(MCA)、インド人(MIA)もそれぞれ政党を結成し連合を組んで独立を勝ち取りました。現在も政権を担っている与党連合です。
- 宗教や民族の「壁」を越え、ひとつになって時の支配者「イギリス」から独立したマレーシア。その後、発展的な政治方針でシンガポールの分離独立を経験しますが、安定した成長を続けています。
- 独立記念日には、マラッカでも祝賀記念式典が盛大に開催されます。今年も民族や宗教の壁を越えてひとつになったマレーシア人のパレードが街をパレードしました。おめでとうございます、50周年!
マラッカのスタダイス広場にて