鄭和博物館正式オープンの日(総理マラッカへ前編)
- マラッカの「鄭和博物館」のプレオープンからほぼ半年が経った日、マレーシアの首相アブドゥラ・バダウィ総理大臣(当時)が来館されテープカットをされオフィシャルオープンが宣言されました。
- 鄭和博物館の館主ドクター・タン氏から、「Tony、ウチの博物館に総理大臣がいらっしゃるので写真を撮りに来てほしい」と正式な要請があり、慣れない早起きして会場で待つこと3時間。
- 物々しい警備陣は会場に詰めかけた一般市民や観光客を整理、歓迎準備OK!総理ご一行が白バイの先導でマレーシアの国産車プロトン・ペルダナ(最高級車)に乗って会場に到着したのは午後零時。
- 参道に詰めかけた一般市民とにこやかにコトバを交わされながら鄭和博物館へ。用意されたテープカットに続き館内でご訪問を記念する署名され館内をご見学。この間、およそ45分。
- 筆者が好感を持てたのは、ベンツやジャガーなど高級外国車に乗る他の大臣と違い、マレーシア国産車に乗っている質素な態度。そして詰めかけた市民と握手して気軽に声をかけていらしたその姿。
- アメリカを含む大国に、正面からノーと言える総理大臣ですが、国民から尊敬されながらも質素で胸にはネームプレートを着け、他の政府公務員と何ら変わりないファッションには筆者の好感度もアップしました。
- アブドール・バダウィ前総理大臣の正式名
Prime Minister Dato' Seri Abudullah bin Haji Ahmad Badawi
マラッカの鄭和博物館にて