年中咲きほこるブーゲンビリア南米原産の低木に咲く花
- 年中咲きほこるブーゲンビリアは、草花ではなく熱帯性の低木に咲く花でR。能の大御所、世阿弥曰く桜や梅は年中咲くものではない。咲く季節を知っており、我々の目を楽しませてくれると語っている。
- なるほど、それは間違いない。一年中咲き続けている桜に、潔く散る美しさは見いだせない気がする。ブーゲンビリアは日本の春夏秋冬いずれの時期にも咲いている。
- 四季のある日本から空路でわずか7時間。エアコンで空調管理された快適な空間から、ドアを開け一歩出てきた瞬間、南国特有のムシッとする湿り気のある空気に包まれる。
- そんなとき、目に飛び込んで来るのがブーゲンビリア。写真は白い花だが、ピンクや赤、紫、オレンジ、黄色などカラフルなバリエーションで南国ムードを高めてくれる貴重なアイテムだと思う。
- ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville、1729-1811年)は、フランス生まれの探検家。彼がブラジルで原木を発見した功績によりブーゲンビリアと名付けられた。
マラッカのセントポールヒルにて