ロッティ・カウィンは甘くて塩っ気を楽しめるトースト
- マラッカのリトルインディア地区にある中華系マレーシア人の経営する珈琲ショップのバーテンカウンターで見つけた、炭火のコンロ。昔ながらのトースターだそうだ。ロッティ・ハイナム(海南麺包)と呼ばれる、保存料無添加の食パンを1.5cmにスライスして優しい炭火で、表面をカリッと焼き上げる。
- 焼き上がったら、真ん中に包丁で切り目を入れて、バターとカヤ(椰子ジャム)を厚めに塗り込んだサンドイッチ風に仕上げる。地元では「ロッティ・カウイン」と名付けられた、珈琲店定番のトーストメニューだ。この店では、珈琲とトーストで約100円と財布に優しい、経済的なおやつとなる。
- ロッティ・カウィン(Roti Kahwin)は、マレー語で、Kahwinとは結婚を意味する。ロッティはパンを意味するのだが、直訳して「食パンの結婚」ではない。椰子のカヤジャムと、バターをパンに塗るつまり、甘いカヤジャムとバターの塩っ気の合わせ技一本!を結婚に比喩しているのでR。
リトルインディア地区にある海南珈琲店にて