コピティアムで飲む60円のアイスコーヒー
- マラッカでは珈琲店と漢字で書いて「コピティアム」と呼んでいる。マラッカにもあるスターバックスで普通のブラック珈琲と頼むと8リンギ(280円)だが、コピティアムでは1.5リンギ(50円)が相場なのだ。
- 同じく、スタバでアイスコーヒーを頼むと11リンギ(350円)もするが、コピティアムなら1.8リンギ(60円)と格安価格なのだ。品質は決して劣っていない。地元で古くから珈琲を嗜む粋な客人はスタバのコーヒーよりも珈琲店のローカルコーヒーのほうが断然美味いと言い切る。
- 日本人の味覚的には、スタバのコーヒーの方が慣れ親しんだ国際的なスタンダードな味覚の珈琲であると評価する方が多い。こうした嗜好の違いは致し方ないが、値段が6倍も違うのだし、せっかくマラッカまで足を運んだならば地元の珈琲を飲んでみるのも旅の思い出になるかもしれない。
- ちなみに、この写真のアイスコーヒーは砂糖と練乳入りでずいぶん甘い。いわゆる缶コーヒーっぽい甘さの珈琲が飲みたいければ「コピ・ペン」もしくは「コピ・アイス」と注文すれば良い。
- 甘いのはイヤ!でミルクだけ欲しいならば「コピ・シー・コソン・アイス」。ブラックで砂糖抜きならば「コピ・オー・コソン・アイス」、ミルク抜きで砂糖だけならば「コピ・オー・アイス」と注文する。
- 筆者の主宰するマレーシアガイドのマレー語講座に詳しくまとめているので、ご一読いただきたい。マレー語入門喫茶店で「砂糖抜き」を頼みたいhttps://malaysiajp.com/language/drink.html
リトルインディア地区にある海南珈琲店にて