インド系マレーシア人の朝ごはん、ロッティ・テロウとラバ・トーセ
- インド系マレーシア人の朝食メニュー、ロッティとトーセ。上記の写真はタマゴ入りのロッティ・テロウ(写真左)と、カレーリーフやスパイスを溶き込んだラバ・トーセ(写真右)の2種類。
- マレー語のスペルでは、Rotiと綴るがインド系移民の「R」は独特の巻き舌発音になるためロティよりもロッティが通じやすい。Tosaiはトーセイとかトーサイと読む人もいるが、正しくはトーセである。
- 具なしのプレーンタイプをロッティ・コソンとかロッティ・チャナイ、またはロッティ・プラタと呼ぶ。いずれの呼び方であってもマラッカでは通じる。ただし、ロッティ・コソンは繁忙時間帯にはあらかじめ焼いた物を用意している店が多いので、タマゴ入りなどのトッピングを注文すると、焼きたてのアツアツが食べられる。
- トーセは、水溶き米粉とレンズ豆の粉をミックスしたものを鉄板で焼き上げる、オイル控えめの健康的な朝食。筆者のお気に入りはRava Tosai(ラバ・トーセ)。お店によっては、あったりなかったりする限定メニュー。カレーリーフやチリや胡椒などの香辛料を水溶き小麦粉にミックスして焼く。
- プレーンのトーセは酸味のある発酵した粉モンを使うため、仕上がりも酸味を含んでいるが、ラバ・トーセには酸味はない。スパイスが混ざった粉モンを焼き上げるので、微妙にスパイシーでツボにはまってしまうとヤミツキ中毒症状を引き起こす。機会があったら、ぜひ食べて欲しいのがラバ・トーセなのでR。
リトルインディア地区にあるセルバム・インド料理店にて