マラッカの正統派B級グルメ 海南チキンライスボール
- ついに、辿り着いた。オススメの海南チキンライスボールのお店。マレーシアのインスタントヌードルのパイオニア"MAMMY"(マミー:本社マラッカ)のジョンカーストリート直営店、1階にある地元料理レストランのチキンライスボールは完璧な海南鶏飯で美味くて価格もリーズナブル。
- マレーシアにおける日清食品のような"マミー"は即席麺をマレーシアではじめて量産化し、世界100カ国を超える国へ輸出している大手食品メーカー。創業者の実家が、マラッカで海南鶏飯店を経営していた関係で、ジョンカーストリートにあるマミー直営レストランでも看板メニューとなっている。
- チキンライスボールは、マラッカの平均的な海南鶏飯店のサイズの2倍。平均的な店がピンポン球ならば、こちらのライスボールはビリヤードの玉ほどの大きさなのだ。機械を使わず昔ながらの伝統を守りアツアツのご飯を手で握っているそうだ。鶏肉は柔らかくてジューシーで美味い。
- そして極めつけのチリソース、おろし生姜、黒醤油は創業者の実家に伝わる老舗のレシピで調合されている。マミーは、マレーシアを代表する食品会社なので、レストランのメニューはハラール(イスラム教徒御用達)認定となっている。つまり、チキンライス店が軒を連ねるジョンカーストリートで、1軒だけのハラール・チキンライスボールなのだ。
- 客席からガラス越しに見えるオープンキッチンは、食品会社の衛生管理を裏付けるように、ピカピカに磨き上げられている。マラッカ州政府より、マラッカで2番目に美しい厨房と指定され、州政府長官より認定状が贈られている。店内はエアコン完備なのも嬉しい設備だ。
- ラマダホテルの近くにあった海南チキンライスショップ「南華鶏飯店」がのれんを下ろして約半年。探していたイチオシ名店のチキンライスにようやく巡り会えた。スタダイス広場から橋を渡ってジョンカーストリートに入って約70m直進した右側にMAMEEの看板が見える。ぜひ、食べてみて欲しい!
マミージョンカーハウス直営店レストランにて