ナシラマとはココナッツ風味のマレーシアンごはん料理
- マレー語でご飯のことを「ナシ」と呼ぶ。ココナッツミルクで炊くもしくは、蒸し上げたご飯料理は「ナシラマ」もしくは「ナシレマッ」と呼ぶ。マレー系マレー人にとっては欠かせないソウルフードでもある。
- ココナッツミルクで炊きあげたご飯にサンバルチリ(写真左側の赤いチリペースト)とイカンビリスと呼ばれるジャコ(鰯などの小魚)の唐揚げに、皮付きのピーナッツの3種類がナシラマの基本トッピング。
- コレに、ゆで卵やカンコン(空心菜の青菜炒め)のサイドディッシュ、メインのおかずはアヤムゴレン(鶏の唐揚げ)だったり、レンダンと呼ばれる肉の煮込み料理などを追加トッピングする。
- マラッカではインド系モスリム(ママッ)のお店でも朝食とかランチタイムに提供されることが多い。 プレーンなナシラマだと1.5リンギ(約50円)で、豪華なおかず付きの場合でも6~7リンギ(200~250円)で食べられる経済的なB級グルメなのだ。
- ただし、カロリーは高いしサンバルチリは塩分が多く油っぽいので、ツボにはまってヤミツキになっても毎日食べるのはオススメできない。アン・ヘルシーな物は美味く、健康食は味気ないのは万国共通なり。
マラッカ一丁目のマレー料理屋台にて