ミーシアムは、タイ王国伝来のビーフン炒め
- ミーシアムは英語でMee Siamと綴る。Meeはご存じ「麺」を表し、Siamは「シアム」と発音しタイの旧国名を意味する。タイから伝来した麺料理と伝えられている。
- タイ王国は1050年頃から1939年まで約900年間「Siam」という国名を使っていた。日本では「シャムの国」と呼んでいたが、マラッカでは「シアム」と呼んでいる。
- ミーシアムは、タイから伝来した麺料理であるが、タイ王国にはミーシアムという料理はない。マラッカではニョニャ(プラナカン)料理として定着している。
- ミーシアムは華人がマレーシアに持ち込んだビーフンを使った麺料理。その風味が辛くて酸味のあるシアムの風味だったことからミーシアムと名付けられたそうだ。
- シンガポールのミーシアムは、スープをかけたシャビシャビの麺料理だが、マラッカではビーフンを炒めて、シーフードの具材をトッピングしたドライタイプとなっている。
リンボンガンのシクラメンコテージにて