ミーフンクエ(Mee Hoon Kueh)とパンミー(Pan mee)
- ミーフンクエ(Mee Hoon Kueh)は、英語でハンドメイド・ヌードル (Hand Made Noodles)と呼ぶ。マレーシアの食通を気取る日本人でも知っている人は少ないが、パンミー(板麺:Ban mian or Pan mee)と同じ料理なのでR。
- ミーフンクエは福建語圏での呼び名、パンミーは広東語圏での呼び名でありその原材料や料理方法に変わりはない。平べったいきしめん風の麺をクエティヤオ(福建語)と呼ぶかフォーファン(広東語)と呼ぶ違いと同じで両者は同じ麺料理なのだ。
- さて、本題に戻ろう。ミーフンクエは日本でいう山梨県の「ほうとう」によく似ている。小麦粉を練って厚さ2mmぐらいになるように広げて、手でひとくちサイズにちぎりながらぐらぐら沸騰しているお湯の中に投入し茹であげる。
- ダシの効いたスープで食べるミーフンクエ・スープと、スープ別盛りのドライタイプに分かれるが、筆者はスープタイプを支持している。イカンビリスと呼ばれる「だしジャコ」の唐揚げから溢れ出さんばかりのダシ汁が美味すぎる。
- このスープタイプのミーフンクエに柚子の香りが効いた七味唐辛子が似合うと思うのだがそんなモノは置いていない。地元ではチリパディと呼ばれる小粒の激辛な生チリを小口切りにして、トッピングして辛さを調節するのが地元流。
- マイ七味を持参するなら、柚子風味のさっぱり系が絶対に合うと思う。
ミーフンクエの美味い珈琲店にて