ロントン(Longtong)とはマレー風スープカレー雑炊
- マカッラセントラル(バスターミナル)の近くの街にあるマレーカフェ、Halim Kopi Shop(ハリムさんの珈琲屋台)で食べたロントン(マレー語:Lontong)を紹介しましょう。
- スパイシーな野菜カレースープに、ご飯の団子を浮かべて目玉焼きをトッピングしたカレー雑炊のようなマレー料理です。別盛りのサンバルチリは激辛ですがロントンには欠かせないアイテムです。好みで使いましょう。
- 店主のハリムさんは、中華系マレーシア人の家庭に生まれたチャイニーズマレーシアン。仏教徒として育ったそうですが、中学4年(マレーシアは中高一貫教育で5~6年制)の頃に友人たちから教えられたイスラム教に改宗し、今日に至るまでムスリムとして生活していらっしゃいます。
- 日本のニュースでは、イスラムは過激でテロの根源だと報じられていますが、マレーシアのイスラム教徒はフレンドリーで、親切で、紳士的です。キリスト教を支持する国側の報道と、マレーシアで生活しているムスリムの方とは、全く違います。
- 過去の太平洋戦争では、日本軍がマレーシアを占領していた歴史もありましたが平和的で友好的です。そして知日派・親日派の方が多くフレンドリーに接してくださいます。
- マレーシアを旅するならば多民族国家を形成する様々な民族の料理を食べ歩くのも旅の思い出になると思います。インドネシアから伝わったマレーシア料理のロントン(Lontong)。機会があったら是非食べてみてください。
ハリムさんの珈琲屋台にて