早朝~ランチにイチオシの雲呑麺(ワンタンミー)屋台
- 早朝~ランチにイチオシの雲呑麺(ワンタンミー)屋台。屋台の名前は Federal Riverside "Wan Tan Mee"というが、外部看板にはSoon EE Cafe「順義茶室」という珈琲店が目印となる。
- Federal Riverside "Wan Tan Mee"フェデラル・リバー・サイドという名前の由来を知っているファンも少なくなったとともうが、筆者がかつて暮らしていたマラッカ一丁目の川沿いに屋台があった。
- 現在は、マジェスティックホテルの隣にある大型私立病院をプトラホスピタルと呼んでいるが当時はサウザンホスピタルと呼んでいた。もちろん、マジェスティックホテルなどは存在しなかった時代でR。
- 蛇行するマラッカ川の東側に樹齢400年を越える大樹があり、その木陰に中華屋台珈琲店があったのだ。テナントオーナーの珈琲屋台、テナントには雲呑麺と経済飯が寄り添うように営業していた。
- マラッカ川の護岸工事もされていなかった。川岸は泥で、近隣で暮らしていた漁民の小舟が係留されていた。大潮の干潮時には、水が干上がりドブ臭いニオイがあたりに充満してしまうのも記憶している。
- 2004年頃だったか、リバーサイドウォーク・マラッカという政府系インフラ整備が開始され、川沿いの護岸工事が始まり、観光客を意識した景観造りのため屋台村は政府によって強制立ち退きとなった。
- その後、Federal Riverside "Wan Tan Mee"ショップは、近隣店舗をテナントとして渡り歩いたが、筆者は常にそのお店を追いかけて、朝ごはんのワンタンミーを食べ続けた。 理由は美味いから。
- マラッカのワンタンミーの美味い店は、一概に発表できかねる。札幌のお住まいの方に「どこの札幌ラーメンが美味いか?」と質問したら、十人十色の答えが返ってくるだろう。
- 同じようにマラッカのワンタンミーは、中華系マレーシア人にとって定番の麺料理であるから、答えはそれぞれのイチオシの雲呑麺屋となるのだ。その中で、筆者にとって朝食時間帯ならこの屋台なのだ。
- マレーシアの雲呑麺とはいえ、JBやKLと地域が変われば特色も変わる。ブラックソースを絡め、見た目味の濃い黒めのワンタンミー・ドライ(乾)に雲呑は鶏ガラスープ別盛りがマラッカの定番タイプ。
- しかし、日本人的に筆者の選び抜いた食べ方は、ブラックソースを使わないホワイトタイプ。注文の際にはこのページの写真をスマホで見せて、ノー・ブラックソース(不要・黒醤油)とオーダーしてみよう。日本人のTonyが食べるタイプと注文してもOK。
- もしも、複数で食べに行くならば、ホワイトタイプと普通タイプの2種類を注文して食べ比べてみるのも良いだろう。そして、雲呑に追加注文したいのは、女将さん手作りのスイカオ(スイカではない)と呼ばれる水餃子。ひとつ1リンギなのだが、食べてみるべし!
- ワンタンミーの上には、小松菜のおひたし、叉焼の薄切り、そして白い塩味の鶏肉ほぐしがトッピングされる。鶏肉ほぐしの強めの塩味が、甘めの叉焼と相反する味覚のハーモニーを奏でてくれる。大盛りを注文しても一杯165円。朝食に是非オススメしたいリーズナブルなワンタンミーのお店でR。
"Wan Tan Mee" Soon EE Cafe 順義茶室にて