ローカル色満点 お母さんの味が食べられるリトル・マム・カフェ(閉店しました)
よそ行きの気取ったレストランではない。マラッカ川沿いにある小さなカフェでいわゆる「おふくろの味」と称したい家庭料理が楽しめるリトル・マム・カフェ。出入り口はジャラン・カンポン・パンタイ側にある。細長い店で、通り側にも客席があり、中央部分がキッチン、その奥は川沿いのカフェになっている。料理中は激辛香辛料のチリ油が飛散するので、その日の風向きを考えて着席するのが望ましい。風下に座ると、慣れない旅人なら間違いなく涙を伴うくしゃみと、なかなか止まらない咳に見舞われるので要注意。換気を計算せずカフェを作ってしまうのがマラッカ風なので何卒お許し願いたい。写真のメニューは、Fried Rice(焼きめし)とコーラのセット。日本円で約200円のリーズナブルな価格が魅力。筆者は激辛が好みなので「ナシゴレン・カンポン」とオーダーする。とにかく激辛である。激辛が苦手な方は、「ナシゴレン・チナ」と頼んでも良いし、Fried Riceでノーチリ(チリ抜き)と注文すれば、風味豊かな炒飯(チャーハン)風の焼きめしセットが出てくるから心配無用!その他、写真では紹介していないが筆者のお気に入りは「お手製チキンカリー」。注文を聞いてから手早く料理して仕上げにココナッツ風味を添加するスープカレー。セットの白いご飯が進む。いわゆるおふくろの味を提供するお店なので、事前にひとり頭30リンギ、日本円で5~600円の予算を提示して予約しておけば、さまざまなメニューが楽しめる。筆者の古い友達家族でR。
マラッカにあるLittle Momma Cafeにて(閉店しました)