赤道直下のマラッカで伝統的な中国茶を学びながら楽しむ 鄭和茶室
祖先が中国大陸から移民してきた、中華系マレーシア人が経営する「鄭和茶室」はマラッカの旧市街、ジョンカーストリートのすぐ近くにある。本格的な中国茶を手軽に学びながら楽しめるティーハウスだ。鄭和(ていわ)とは、明時代(現在の中国)に永楽帝の命を受け15世紀にマラッカをはじめ遙かアフリカ大陸に到達した偉大な海軍大将の名前。地元では中国読みのチェンホー(Zheng He)と呼ばれている。茶葉は、中国大陸からの輸入品だがオーナーが厳選して取り寄せた高品位な茶葉なのでニセモノを高く売りつけられたりしない安心感がある。湿気や温度の管理は徹底しているので品質は間違いない。この鄭和茶室は茶葉や茶器も販売しているが、お客様にムリやり売りつけるためのショップではない。メニューに用意された茶葉を選んで中国茶の作法や、入れ方を学びながら、楽しむためのティーハウスなのでR。ひとりあたま幾らというカフェ的な料金設定ではなく、4~5名で楽しめるティーポット単位で課金される。価格は20リンギ(日本円にして約550円)で、何杯でもお代わりできる。
鄭和茶室(閉店しました)