わかりやすいハンバーガー屋さんの屋台
- マクドでお馴染みの「ハンバーガー」。ビーフかチキンのパテを鉄板でじっくり焼いて、パンにはさんでカット野菜をのっけてケチャップ(もしくはチリソース)で味付けしたマレー風ハンバーガー。普通に美味し♪
- ハンバーガーの屋台はマレーシアの屋台の定番。夜店が開かれていたら必ず出店しているポピュラーな屋台です。焼いたパテを薄く焼いた卵焼きで包んだ「タマゴ入りスペシャル」もほとんどの屋台で注文できます。
- 見て、わかりやすいメニューなので筆者もマレーシアに漂着し暮らしはじめた頃、よくお世話になっていました。他の屋台ではコトバが通じないので、どんな料理か聞くことも、注文することもできなかったんです。
- ココで食べる「マカン・シニ」とか持ち帰り「ブンゴス」というマレー語の基礎を耳で覚えたのもこういう屋台のおかげです。普通のバーガーは1リンギ。タマゴ入りは1.50リンギ。チーズを入れると50セント増し。
- 数字の1は「サトゥ」。50セントは「リマ・ブロゥ・セン」なんですが、1リンギの半分という意味で「スタンガッ」とも発音します。「サトゥ・スタンガッ」で1.50リンギ、「ティガ・スタンガッ」で3リンギ50セントを意味するんです。
- さて話を本題に戻します。マレーシアは多民族国家であり様々な宗教が混在しています。そこで問題になるのが宗教における「食のタブー」。イスラム教徒は豚がダメ。ヒンドゥ教徒は牛がダメなど戒律も様々。
- ビーフか?チキンか?という選択肢になります。マレー語では「アヤム(鶏)」か「ランブー(牛)」とお店の人に聞かれます。ポーク製のバーガーは、こういうマレー人(イスラム教徒)のお店には存在しません。
- 仏教徒の一部は「牛肉」がダメ!タイのコ・サムイ島のハンバーガー屋さん(マクドナルド)ではブタ肉のパテが基本で「牛」と指定しない限りビーフバーガーが出てこないコトもありました。ところ変われば・・・ですね。
パンタイクンドゥの「パサ・マラム(夜店)」にて