ココナッツジュースの作り方
- ガシッガシッ、ザクッザクッと根性の入った中華包丁に気合いを入れて開けるココナッツの実。皮の厚さは2センチ程度。力一杯コンクリートにたたきつけても簡単には割れない。ココナッツはかなり硬いのだ。
- 筆者が、ココナッツの実を叩き割ることに挑戦したのは今から15年ほど前。ティオマン島のビーチでぼんやりしていたとき、砂浜に転がっていたココナッツを発見。手に持ってみると意外に重たかったのを覚えている。
- バレーボールするには硬すぎるし、ラグビーするほど体力もメンバーもいないので、とりあえず割って飲んでみよう!と計画した。最初は肩の高さからコンクリートに落としてみました。割れない、ビクともしない。
- 渾身の力で「力一杯」コンクリートの床に投げつけても跳ね返るだけ。見るに見かねたホテルのスタッフがナタを持ってきてザクッザクッと切り開いてくれた。 簡単そうだけどシロウトにはムリ。刃物を扱うワザが必要だ。
- ようやく殻を突破して対面できたココナッツジュース。飲んでみたのだが第一印象は「ぬるいくてまずい」味だった。知らなかったが気の抜けた生ぬるい飲み物が「ココナッツジュース」の素顔なのだ。
- ココナッツジュースが美味い!と感じるためには、よそいきの化粧が必要になる。まず「氷でキンキンに冷やす」そして「砂糖シロップを添加し、甘さを調節する」。この2点化粧すれば、誰にでも美味く飲めるココナッツジュースに変身するのだ。
マコタパレードのココナッツジュース屋台にて