イカン・バカール 【マレーシア風シーフードバーベキュー】
- イカン・バカールとはマレー語で「焼き魚」という意味だが、シーフードバーベキューを食べに行くときにも使う。晩ご飯はイカンバカール!と友達を誘えば、シーフードディナーを食べに行くことを意味する。
- マラッカのイカンバカールの屋台村では氷の上に新鮮なシーフードをがズラリと並らべ、お客さんはまず食べたいモノを選ぶ。そして焼いたり、蒸したり、チリで炒めたりという調理方法を注文するのが一般的。
- エビ、イカ、カニなどのシーフードの他、魚は、テンギリ(サワラの仲間)、ジェナ(鯛の仲間)、シャカップ(スズキの仲間)、それに日本では見かけないイカン・パリ(エイ)などが並んでいる。
- 調理方法は、炭火をつかったバーベキュースタイルで塩焼き、サンバルチリを塗って焼くスタイル、アルミホイルに包んで蒸したり、唐揚げにしてもらったりお客さんのお好み次第で料理してくれる。
- 筆者のイチオシは、海老の塩焼き。プリプリの海老を殻付きのまま塩を振って炭火焼きにするシンプルな調理方法だが、それだけに素材の味が活かされた逸品です。味付けはお好みだけどシンプルな塩が美味い。
- 浜値の卸価格で食べられるのでとってもリーズナブルのも魅力だが、残念ながら、マレー人の経営でハラール(イスラム教徒御用達)であることが多い。ワインはもちろんビールすら置いていない。酒類は御法度なので持ち込みも禁止されているのでノンアルコールでの食事となる。
マラッカのウンバイにあるイカンバカール屋台村にて