その名の通り「輪」模様の長い「尾」が特徴
- 「ワオキツネザル」はアフリカ大陸の南東、インド洋西部に浮かぶマダガスカル原産の固有種。名前の「ワオ」は、Wao!と驚ろいたように目を開いているからつけられたわけではなく、しっぽが「輪」の「尾」という日本語による造語だそうだ。
- いわれてみれば、長い尾の輪の模様が印象に残る。英語では"Ring Tailed Lemur"と綴るそうだ。やっぱりリング・テールつまり輪の尾っぽが語源だ。キツネなのかサルなのか見た目で判断できかねるので「輪・尾・狐・猿」と名付けられたのだそうだ。
- カタカナで「ワオキツネザル」と書くと、反射的に外来語を想像してしまうが、純日本製の語源物語が隠されていたのだ。キツネザルの仲間で「アイアイ、お猿さんだよ」の童謡でお馴染みの稀少猿アイアイもマダガスカルが原産の固有種だそうだ。
マラッカ動物園リングテール・レムール観察檻にて