低床タウンバス登場しました 新型車両が登場した頃の回顧録
- 2007年頃までマラッカのタウンバスにはエアコンがありませんでした。年代物のバスが使用されていていたのです。扉は閉まらず開けたまま、窓から入ってくる排気ガスで顔が真っ黒になったりしていました。
- 乗降口も急な階段で、お年寄りや大きな荷物を抱えてバスに乗るのはたいへんでした。この写真はマラッカに新型の低床タイプのタウンバス導入された頃の写真です。
- プラットフォーム(乗り場)の床と、乗降口の高さは同じ。バリアフリーでお年寄りにも安心して乗り降りしていただける画期的なバス。エアコンが完備されているので同一区間で20セント(6円)のエアコン割増料金が必要でした。
- タウンバスを乗りこなす初心者の基本は、前方フロントガラス右下に書かれた行き先案内板を理解すること。写真のバスなら19番の路線、国立病院・ブキッバル・ジャヤジャスコ・動物園などを巡回します。
- マラッカ市内中心部を巡回するバスは17番。マラッカセントラルバスステーションからシティホテル街(マラッカ一丁目)を経由して、スタダイス広場(時計台)からマコタ・ショッピングセンターを廻ります。
- 料金の支払いは、ワンマンバスなら乗車時に行き先を告げ請求される金額を支払います。車掌さんのいるバスなら座席に座っていると「ドコまで?」と聞かれ行き先を答え、請求金額を支払えばOK!
- タウンバス事業をパノラマバス社が一手に引き受け、すべての車輌にエアコンが装備され新型車両に置き換わった現在、旧型のボロボロのタウンバスのレトロ風情が懐かしい気がします。(^^;)
マラッカセントラルバスターミナルにて