ドラマ深夜特急のマラッカの夕陽のロケ地
- バックパッカーのバイブルとして有名な沢木耕太郎氏の「深夜特急」にマラッカの夕陽がキレイだと記されています。筆者が漂泊の拠点をマラッカに選んだのも「夕陽がキレイ」という理由が挙げられます。
- 名古屋テレビ開局35周年を記念して映像化された大沢たかお氏主演のドラマ版「深夜特急」。筆者もこのドラマのVCD版も購入し繰り返し拝見しています。井上陽水氏の「積み荷のない船」が主題歌にピッタリ。
- マラッカ編のクライマックスで主人公の大沢たかお氏が夕陽を追いかけて海岸沿いの右カーブの道路を走るシーンがあります。本日の写真はそのロケ地、マラッカのリンボンガンという町から見た夕日です。
- 2001年頃まではマラッカ海峡の潮が打ち寄せる海岸でした。 夜になるとガードレールに沿ってハンバーガーとテータレを売る屋台が並んで深夜までお客さんが絶えない海岸通りでした。
- しかし、2005年から湾岸ハイウェーの新設計画で海岸が埋め立てされ当時の面影は残っていません。見たらガッカリしちゃう無惨な状況です。当時の海岸線は500メートル沖合まで埋め立てられました。
- 夕闇迫る、サンセット。あたりが暗くなって無惨な埋め立て工事現場を闇につつみはじめたその時、ドラマのシーンが甦ります。潮風が吹き抜け、真っ赤に染まる太陽が昔の風景を思い出させてくれます。
深夜特急の「夕陽ロケ」の行われた場所「リンボンガン」にて