マラッカ スルタン パレス ミュージアム
- マラッカ王宮は、大航海時代に初代植民地支配者であるポルトガル軍がマラッカを攻撃した侵略戦闘の際に焼失させました。
- 設計図も残っていない歴史上の建築物でしたが、16世紀に著された「マラヤ年代史」(スジャマラユ)、「マラヤ王統記」などの文書から建築様式や大きさを推察し、設計図面を起こしたそうです。
- こうして1984年に復元されたマラッカ王宮(マラッカスルタンパレス)は、伝統的な高床式のマレー建築を後世に伝える貴重な資料です。巨大な木造建築ですが釘(クギ)を一本も使わず、組木で建てられているのが特徴です。
- 現在マラッカ王宮博物館として一般に公開されています。マラッカ王朝時代 (1396年 ~ 1511年) の海のシルクロードの中継基地港を担った港湾国家としての商取引の史実から、王朝ファッション、アクセサリー、ジュエリーなどを展示しています。
- マラッカ王朝の戦士が使用した武器の展示や、ハントア海軍提督 Laksamana Hang Tuah とハンジェバット Hang Jebat の戦闘シーンを再現したジオラマは、見る者を圧倒する迫力満点の展示物です。
- 正式名称 Melaka Sultanate Palace Museum
- 住 所 Jalan Kota, Bandar Hilir, 75000 Melaka
- 電 話 +606-282 6526
- 開館時間 9:00 ~ 17:30
- 観覧料金 RM 12.00 (Malaysian RM 6.00)
- 休 館 日
- 公式HP http://www.perzim.gov.my/ms/portfolio/melaka-sultanate-palace-museum/